見出し画像

やりたいことが見つからない。1日1日をなんとなく過ごしている。の人におすすめ!「私の推し本シリーズ8」


喜多川泰第三弾!
「君と会えたから・・・」

この本は何も聞かずに読んだ方がいい!

何故ならば、喜多川泰さんの本は、
何も知らない状態で、先入観なしで読んだ方が絶対面白いから!

といいながら、喜多川泰って何者だいう方もいますよね?

そんな方のために、ほんの少しだけ、説明させてください。


自分は、喜多川泰さんのデビュー作【賢者の書】で、激しく衝撃を受け、周りの人にすすめまくっていました。
約1ヶ月ほど、リアルで、ブログで、メルマガで、SNSで、ほめまくり、すすめ続けました。

すると、あるFMラジオのトーク番組から、突然、何故か出演のオファーが来ました。

収録日、ラジオ局のスタジオに
行ってみると、なんとそこに、喜多川泰さんが来ていた。

実は、
そのラジオ番組のDJの方も、喜多川泰ファンとになり、どうしても会いたくて、ゲストに来てもらっていたのでした。

そして、私が「賢者の書」をすすめまくっているのを知り、せっかくだからと、私もラジオ番組に呼んでくれたのです。

本来なら、喜多川泰さんだけのところを、私の熱狂ぶりに共感してくれて、わざわざセッティングしてくれたのでした。

そのために、私の分のトークまで収録してくれることになったのでした。

その収録の時、私は、賢者の書について熱く熱く語りました。
この本は、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」と同じぐらい、熱くなる本です!
と、マイクに向かって叫んでいました。

大好きな本の作家さんと、まさか同じスタジオ内で、ラジオ番組の収録をすることになるとは、夢に思わなかった。
興奮しきっていました。

さらに、収録後、スタジオを出た廊下で立ち話になりました。
話が弾んで、なんとなんと、私が主催する「本の力」のゲストとして来ていただくことになりました。

いいのか?
うち、古本屋だぞ?
東京の、いわば片田舎に近い、府中だぞ?
そんな店に、ベストセラー作家を呼んで、トークショー?
ありえねぇ〜。

と、めっちゃオロオロと不安がりながらも、嬉しくて、またもや、周りの人に言いまくり、拡散しまくっていた。

すると、数名の人から、
「喜多川泰に講演してもらうのに、そんな小さい場所じゃあ、もったいない。
彼なら、軽く100人以上集まるだろう。その辺、少し考えないと」と言われた。

言われて初めて「それもそうだな」と気づいた。
そのことを、喜多川泰さんに確認すると
「いえ、僕は古本屋さんで、本に囲まれた中で話がしたいんです。このままでお願いします」ときっぱりと言われた。

ということで、
古本屋「本の越後屋」で「本の力」を開催することになりました。

開催まで1ヶ月を切った頃、
ふと気付きました。

私は、ゲストに呼びながら、彼の本をまだ一冊しか読んでいなかった。
なんだか申し訳なく思い、出版されていた他の2冊も購入して読むことにしました。

そのうちの一冊が、前回ここで紹介させていただいた【手紙屋】でした。

そして、もう一冊が今回紹介する【君と会えたから・・・】でした。

手紙屋もすごくいい物語でしたが、
この、君と会えたからは、は、
手紙屋に劣らず、ストーリーも面白く、学びもたくさんある本でした。

その中で、一つ、飛び抜けて驚いた考え方が書かれていました。

ここで私はまたまた、喜多川泰ラブが深まってしまった。

そして、無謀にも、この3冊を自分の店で売りたい!
と思ってしまったのでした。

しかし、古本屋は新刊を仕入れることがでません。

新刊は、取次という一般の流通で言うところの問屋さんを通さないと、本を仕入れることができない。

調べてみると、喜多川泰さんの本の出版社は、取次を通さない、直取引の出版社だった。
ラッキー!
もしかしたら、いけるかも!

即、電話をしてみた。
断られた。
しかし、粘った。
それでもうんと言ってくれない。
さらに粘った。電話を切らさなかった。
電話の相手が変わった。
上司がでてきた。
ひたすら熱く語った。
どんだけ自分が、喜多川泰の本に惚れているかを、延々と語り続けた。
約1時間後、相手が折れた。

今回だけですよ!
買切りですよ!
絶対に値下げして売らないでくださいね!

を、約束として、了解を得た。

全部で100冊頼んだ。
その本を
「古本屋」の入口にドンっと積んだ。
イベント当日、喜多川泰さんが店に入ってきて、
その本の山に驚き、そして、笑顔になった。

「本の力」の会場は、私の店「本の越後屋」の店内でした。
客席は、通常は30席で満席なんです。
多分、たくさん来ると思い、折りたたみのパイプ椅子を5つ購入しました。

ところが、募集して一週間を待たずに満席となり、その後も、応募者が続いたため、急遽立見席5人を追加することになった。

20坪の古本屋の通路いっぱいに並ぶ椅子に、詰め詰めの人がぎっしり。
「本の力」史上最高の入りとなりました。

しかも、喜多川泰講演会とせず、喜多川泰とえちごやの対談、として開催された。
これも、喜多川さんの提案である。

おかげさまで、緊張しまくりの2時間となりました。
しかし、大好評のトークショーとなりました。
そして、仕入れた本は、半分近く売れいきました。

この日を境に、「本の力」は一気に広まり、人気イベントとして、認知されていくことになります。

以上、本の内容と、ほとんど関係ないことを、ツラツラと書き述べてきました。


ここで、また、【君と会えたなら】の話に戻します。

実は、この本は、ページを繰る手がもどかしくなるほど、面白い物語なんですが、その中に、たくさんの素晴らしいメッセージが差し込まれています。

その中で、他の本で読んだことのないメッセージがありました。

それは、
「自分が成功したかったら、まず人の成功を応援しよう」でした。

まさに今回の喜多川泰さんとの出会いが、そのメッセージを実践することになったのでした。

以上、長々とお読みいただきありがとうございました。


この本と、会えてから・・・いいことばかりです。
書く習慣。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?