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ETIC.(エティック)マガジン

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NPO法人ETIC.(エティック)に関するnoteをまとめたマガジンです。ETIC.の事業部・プロジェクト関連のnoteや、スタッフやプログラム参加者の方のnoteが中心です。
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2022年7月の記事一覧

コンサルだって、海へ行く。

都会で、都市ではたらいていると、こんな景色は目に染みます。 BIOTOPEという戦略デザインコンサルティング会社から、島根県にある離島 海士町にて、日本初となる複業共同組合の職員として飛び込んだ人がいます。学生時代。脳性麻痺の子どもの「お母さんの写真をとりたい」という願いを叶えるための撮影補助デバイスをつくっていました。 「どうして。企業はいつも経済を優先してしまうのか」 「なぜ。こんなにも困っている人がいるのに解決されていないのか」 そんな思いを抱き、テクノロジストと

組織の中からイノベーションをどう生み出すか? ~企業内で自己実現していく人の在り方に学ぶ~ 

2022年4月12日。建長寺にてBeyondカンファレンス2022が開催され、15時から「組織の中からイノベーションをどう生み出すか? ~企業内で自己実現していく人の在り方に学ぶ~」の越境トークセッションが行われました。 NTTドコモベンチャーズ代表取締役社長の笹原さん、竹中工務店まちづくり戦略室副部長の岡さん、そしてスタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)日本版共同発起人の井上さんが登壇。企業の新規事業担当者を中心に30名近くの参加者とともに「組織の

第3回だれ一人取り残さない防災研究会(ゲスト:同志社大学社会学部教授 立木茂雄さん)

こんにちは。チャレコミ防災チームです。 2022年7月19日(火)に「だれ一人取り残さない防災・災害支援研究会」の第3回を開催しました。 前回に引き続き、今回もゲストをお迎えして皆さんと意見交換を実施しました。 今回のゲストは幹事メンバーでもある科学技術振興機構(JST)の皆様からご紹介いただき、同志社大学社会学部教授でいらっしゃる立木茂雄先生にご登壇いただきました。 立木先生は大分県別府市をフィールドに「福祉専門職と共に進める「誰一人取り残さない防災」の全国展開のための基

新規事業をつくりたい企業と地域の課題を解決したい自治体が、本音で対話できる場・「企業×地域共創ラボ」の魅力とは?

※ETIC. Letter 2022年7月20日号より転載 いよいよ夏本番。暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 近年、イノベーション創出に向けた取り組みが注目を集めていますが、ETIC.も企業からの新規事業相談が、ここ何年も増加傾向にあります。今回は、企業の新規事業創出についてお話してみたいと思います。 私たちは、約30年間、社会や地域をフィールドに課題解決に取り組む方々の支援や協働をしてきました。そのネットワークや知見を評価いただき、企業の方より相談

30代男ふたりの、打合せ後のリラックストーク

Beyondミーティングの運営メンバーのふたりの世間話。 ・娘と仲良くし続けるにはどうしたらいいか考え中の安田さん ・打合せ中に言い過ぎたと思ったあとに心の整理に悩む西田さん 30代男ふたりの、打合せ後の息抜きトークです。 話している人 ・安田(会社員・京都在住・二児の父) ・西田(会社員・東京在住・独身)

カタリバとETIC.は何を目指して協働するのか?全国から採択された14団体とともにユースセンター起業塾始動【2022年7月14日号】

こんにちは、ソーシャルイノベーション事業部の川島菜穂です。東京は梅雨戻りの雨が続いています。皆さんは夏バテなどされずお過ごしでしょうか。 今回は、ETIC.が2021年から関わる「ユースセンター起業塾」についてお届けします。このプロジェクトは、認定NPO法人カタリバが推進するもので、日本全国で10代の居場所「ユースセンター」の起業を目指す人たちを支援するものです。 今回のメルマガでは、「ユースセンター起業塾」を担当するカタリバの渡邊さんと吉田さんに、ETIC.との協働につ

コーディネーターオンラインサロン第2期開催報告&3期募集のご案内

こんにちは。チャレコミ オンラインサロンチームです。 2022年7月8日(金)19:00~21:00 チャレコミ相互メンター制度の第2期の報告会を開催しました! 今回は、チャレコミメンバーに向けて実施している「相互メンター制度」についてご紹介しながら、3期の募集をご案内していきます。 相互メンター制度ってなに?チャレコミの会員団体のほとんどは社員数20名以下の組織です。 そうした組織では、 ・社内に同期がいない&メンバーが少ない(そもそも類似する仕事をやっている人は地域内に

採算が取りにくい、市場が小さい…それでも挑戦したい起業家たちを応援し続けて20年。「社会起業塾イニシアティブ」の歩み

※ETIC. Letter 2022年6月22日号より転載 初夏の風を感じるこの頃、みなさんどうお過ごしでしょうか? インターンシップ事業に始まり、社会の変化に沿って多様な「個人の挑戦」を応援している私たちですが、現存する一番長く続くプログラムは、今年20周年を迎える『社会起業塾イニシアティブ』です。今日は、ETIC.の社会起業家支援の取り組みについて、近況をお話したいと思います。 2002年当時、ITバブルが崩壊し、改めて『何のために起業するのか?』を先輩経営者のみなさ