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それ食えんのかい?「#メタバース移住」

 答えとしては、直接的には食べられない空間ですが、間接的にその空間で稼いだお金で食べられるようになるかもしれません。そのうち感覚を得られるセンサーなども導入される可能性はあります。

ブロックチェーン技術により、非代替トークン(NFT)が普及し、デジタルデータに価値を持たせることで、仮想空間でやり取りされることが日常化されると予想されています。

現状では国内でも複数のNFTマーケットが存在し、現状では異なるマーケット間ではデータをやり取りできません。なので、マーケットの拡大にはコレクター魂を熱くさせるコンテンツが不可欠だと思います。

わたしが個人的に注目しているのが、LINEのNFTマーケットです。デジタルデータは昨年辺りから徐々に増えてきており、日本円での購入や、LINEのメッセージ上でのNFTのやり取りが行える状態にまでなってきています。

LINEのユーザー数は日本で圧倒的なので、火が付いたら普及はあっという間だと思いますが、現状ではコンテンツが不足しています。

いま期待が高まっているのが、ゲーム会社大手のスクエニが「資産性ミリオンアーサー」というNFTを活用したゲームを開発していて今年の冬にリリースされる予定となっています。

そのゲーム内で機能するであろうキャラクターは既に取引きされていて、わたしも遊び心で少々保有しています。発行数が限定されているので、希少性が生まれるという発想です。

もちろん、アート界やミュージック界でもNFTの活用は期待されていますが、ゲーム内のキャラクターの使用権として紐づけする発想でNFTを一般化させるというのが一番早い気がします。

 タイトルはメタバース(仮想空間)ということで、それは人間の所有欲(価値のあるNFTを買いたい)や、承認欲求(アバターにNFTの服を着せるなど)を満たせるものとして、生み出されようとしているのかもしれません。

実際にLINEも次のフェーズではLINEメタバースの開発が構想に入っているので、段階的に事を進めていってるようです。

わたしはメタバースに賛成でも反対でもありませんが、そもそもテクノロジーの進歩の過程で実現されるのは必然的なものかもしれません。

内閣府は2020年に「ムーンショット計画」という、グレートリセット(コロナのこと?)後から2050年までの社会目標を打ち出しています。

正直これを見た時にゾッとしたというのが感想です。現在の格差や貧困が蔓延している状況を差し置いて、夢物語のようなことをサラッと述べているのに違和感を感じずにはいられませんでした。

そもそも人々の幸福に向けたというところフレーズも気になります。幸福というのは感情であって、テクノロジーの進化や外部環境の変化とは別の問題と思っています。

これを目標に進んで行った未来が、より非寛容なものだったり、監視による不自由を強いられるものではなく、人が人らしく生きられる世の中であることを願っています。

 「#メタバース移住」というお題について体験談になりますが、グリーさんのライブ配信アプリの「REALITY」というアプリで、メタバース事業に今後注力していくということで少し遊んだことがあります。

仮想空間上で会話やチャットができたり、トランプゲームなど複数のゲームをしながら話せたり、コミュニケーションツールとしては面白いのかなぁと思いました。

ただ、情報収集するにしても、気分転換に雑談するにしても、時間を無駄使いしている感が大きいので、そう考えるとやっぱりキーワードはNFT?

池 辰彦さんがメタバースは社会問題解決に繋がったりと、どういった用途で広がっていくかなど、記事にされていたので参考になりました。

ボーンズさんはSTEPNという現実で歩いて暗号資産やNFTのシューズを買ったりできるアプリを使ってみえます。楽しんで先行参入できているのはいいですよね!

タイトルで それ食えんのかい?と書きましたが、物事に価値を付けるのは人間であるからで、生きていくのに必要ないものに人生を浪費していくということについてはちゃんと考えていきたいです。

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