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気分屋

久しぶりに文章を書く気力が湧いてきて、今この文章に手をつけている。この前まであんなに更新していたnoteだったが、突然書く気がなくなっていた。そして私は気づけば写真への思考を一時的に閉ざしていた。理由は環境の変化だろうか。ついに高校2年になって、中学から4年間居た部活も最後の半年になった。そろそろ受験勉強をしなければいけないという重圧と、部活を両立させて、素晴らしい部活を後輩たちに残して、託していきたいという重圧が、私を思考の渦に巻き込んでいた。

意欲

意欲がなければ何も始まらない。何をするにしたってそうだが、気持ちが沈んでいる時はどんな欲求もなかなか湧かないものである。そして逃した機会に、私の心はまた沈む。
悪循環の典型である。
とりあえず歌舞伎町でも行くかと、導入したばかりのTAMRON28-75mm f/2.8を持って、学校の課題をやりながら中央線に乗り込み、スナップに出かけた。

東京の、まち

私はよくスナップで歌舞伎町と浅草に出かける。被写体が多いところに依存して、お前は楽をしたいだけだろうと自分に言い聞かせたくなるのだが、いい街なことは間違いないのでとりあえず手軽なスナップ地として行ってしまう。人間、手軽という欲には逆らいづらいものだ。他の都市の街がどんなものかあまり詳しく知らないが、東京は小さな街の集合体で都市を形成していて、住所が変わると雰囲気がガラッとかわる。私はその街の間を渡り歩くのが好きだ。高校生の間に東京の行ける街に全て行きたいと思っているぐらいとにかくバリエーションが多いしなんならひとつの街でも飽きない。

新宿区歌舞伎町
台東区浅草
台東区日本堤

さて、街ブラというのはなぜこうも私を引き寄せ、安心させるのだろうか?歌舞伎町も日本堤も、千束も正直物騒なところで、ストレスしか溜まらないはずなのだが、その物騒な雰囲気が醸し出す自由さを私は愛しているのかもしれない。

今日はこんなもんにしておこう。
気分屋の気分は最近下り坂だが、明日も頑張ろう。
(考察思案08)

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