失恋するということ。
7年3カ月17日。私の長い長い青春に、別れを告げてきたところである。
なんやかんや悩んできて、でもふっと自分の特質に関して自覚が芽生えた瞬間に「別れよう」と思い立って、5カ月ぶりに彼の家を訪ねた。駅前のパン屋で買ったフレンチトーストを食べ、彼に促されてやっと、重い口が開いた。結論として私はもうこれ以上は続けられないと思っていること、そしてその原因が、私にも彼にもどうすることもできないことなのだということ。泣きながら伝えて、彼は一言、「わからないなぁ」と言った。私はそれに対し