見出し画像

その美しいカラダは何を表現しているのか~三浦春馬の体型から伝わるもの。

とっても俗っぽい言い方をあえてすると、“イケメンで高身長”
非の打ち所がないと誰もが称賛する、春馬の外見ですね。
(※愛をこめてファーストネームで呼ばせて頂いております。ご気分を害されるファンの方がいらっしゃいましたら、どうぞご容赦くださいませ)

しかし、本当に天性のものだけでしょうか?
それに春馬本人も、相手が善かれと思って「イケメン」と褒めていても、困惑した表情をすることも多かったですよね。

~マイナスのところもプラスに魅せる~

そんな春馬自身の努力があってこその外見だと私は思うんです。
ちなみに私はヴィジュアル関係の仕事が本職です。

今日はそんな、ただただカッコいいというだけじゃない、春馬の体型について書いてみたいと思います。

パッと見ではなく、深い部分でもっと春馬のことを理解できるかもしれません。少なくとも私は専門家としての視点を持って、そう思っているのです♡

内面の良さだけでなく、外見にも表れる春馬の素敵なところ。
あくまで私の解釈ですが、シェアさせて頂きたいと思います。


基本的な春馬の体型のデータ。

事務所のホームページにあるのは、『身長178㎝ 体重67㎏』
体重に関しては、役柄によってかなり上下していたと思いますが、基本は細身ですよね。

身長が高い人は、細身でも威圧感や圧迫感を感じてしまうものです。しかも肩幅が広め。そうなると、視線が上にいくので大きく見えるものなのです。
ウチに同じ178㎝で肩幅広めで肩回りの感じが春馬に似ているオジサンがおりますが、太ってはいないけどかなり嵩高いです。もさっとしてます(笑)

一緒に生活したりしたらそうなのかもしれませんが(直接会ってみたかった…)、春馬って存在感はあっても威圧感がないと思うのです。
そこでもう、人柄が出ているのかもしれませんね。

そして体型の特徴を知るのに『骨格診断』というものがあります。
ご存知な方もいらっしゃるかな?

体型が3つのタイプに分かれます。ざっと説明するとこんな感じです。

ストレート⇒胸板がアツく、上半身に立体感があり、腰位置が高め。脚が細い方が多くて、欧米人っぽい肉付き。骨格は細いけど筋肉質な体型。
ウェーブ⇒首が長く、胸板は薄めで平べったく、ウェストラインが長くくびれている。腰位置が低く、下半身にボリュームのある人もいる。筋肉が付きにくく、細マッチョな体型。
ナチュラル⇒骨が発達していて、痩せ型でも骨太でガッチリ見えるタイプ。顔・鎖骨・手足に骨感が感じられたり、骨が発達していることから身長が高かったり、手足が身長に対して大きかったりすることが多い。

それで春馬ですが、皆さんお分かりですね(^^)

画像1

ウェーブタイプです。
痩せていても骨がゴツゴツナチュラルタイプのように目立ちすぎることなく、ウェストラインが長くて細い!
これはロマンス編のジェシーのときの画像ですが、細マッチョ。
ちょっと心配になるぐらい腰回りが細いなと思いながら見てました。カネ恋ほどではないですけど。


画像2

鍛えていても、三角筋とか上腕二頭筋は発達してますが(サーフィンのパドリングでも必要だしね)、大胸筋とかはそんなでもないし、ウェストがやっぱり細いです。首も頑張って鍛えてるね、この頃。

ウェーブタイプというのは他のメンズタイプに比べると、ソフトで曲線的なシルエットやデザインのアイテムが似合うタイプです。
体型の印象としても、優しくて爽やかで安心感のある感じ。このあたりはそのままですよね。
お顔が端正なので何でも似合っちゃうんですが、シンプルベーシックなものより少しデザイン性があったりした方がよく、そういうのでも嫌味にならずに着られるタイプなんですね。

骨格タイプ的に似合うファッションとかいろいろなお話もあるのですが、今日は体型に焦点を当てるので、ファッションはまたいつか取り上げますね。

この元々の体型の資質を考えると、ローラのときやヴァルのときって、本当にビルドアップするのが大変だったと思います。ローラの姿は別人レベルなので、その努力たるや本当にすごいです。しかもカラダを大きくしながら、さらにキレの良いダンスを踊るのですから…。


よい所ばかりではないのですが…。

実はこのウェーブ体型、筋肉がつきにくいといった部分以外にもマイナス面があるのです。それは、腰位置が低いということ。

腰位置が低い⇒胴が長く見えるor胴が長い人も多い⇒脚は短めが多い。

よく春馬のことを「手足が長くてスタイルがよい♡」と評している方が多いのですが、実は手足はそんなに長くないんです。

画像3

ウェットスーツ姿だと、わかりやすいのです。短いとこまではいかないと思うのですが、長いタイプではないかなと思うのです。

腕に関しては、肩幅が広いせいもあって、常に萌え袖ぎみ(笑)

画像4

肩幅は洋服がひっぱられるぐらい横にピタッとしているのですが、袖は内側に折り返していても、萌え袖状態で長いのです。
スタイリストがリースで準備したものを着せているので仕方がないのですが、既製品ではカラダに合わない体型なのです。

それでそんな春馬がたぶん意識していたのは、
“立ち居振る舞いやポーズ”
この魅せ方で印象がすごく違ってくるのです。そこがプロフェッショナル。

スッと背筋を伸ばして、脚を揃えた美しい立ち方、歩き方。
腕は袖が長いことを目立たせないために、スーツやジャケットを着ているときの写真撮影では、ほぼポケットに手を入れています。
動いていればそんなに目立たないけど、写真では目立ちますからね。

本来、ポケットに手をいれることは、場面によっては相応しくないマナーのことも多いです。春馬もきっと知っていたと思います。
でも、写真撮影の際のポーズは、入れていることがかなり多いのです。

画像5

このスーツなどもかなり袖が長いですよね。


画像6

こんなアングルで撮影すると、脚も長く見えます(^^)
ガッツリ手を入れてるので分かりませんが、袖はよく見ると生地がだぶついています。でも、カッコよさしかないけど(笑)

私も初めは、全然気になっていませんでした。
Fight for your heartのMVを何度も見てるうちに、アレ?もしかして…と思ったけど、カッコいいから気にしてなかったのです。
こうして毎日見るようになって、初めて気が付きました。

彼自身がどう魅せるか?というプロデュース能力にも長けているので、完璧な身のこなしをされていたんだなと思います。やっぱり努力の人ですよね。


表現する肢体。

マイナスな部分をも気にならないぐらいの身のこなし。
それは、素晴らしい身体能力から宿ったものでもあると思います。

これはあくまで想像なのですが、春馬の筋肉は細くて柔らかい上質な筋肉だったんじゃないかなと思うのです。

筋肉隆々だから身体能力が長けているかといえば、そうじゃないんですね。逆に固かったり、動きがよくないこともあるようです。
ダンサーのような本当に美しい動きをするためには、太い筋肉はいらない。
それに相応しい肉体の質を持ちながら、甘んじることなく自身で鍛錬されていたから、自然な表現となって表れていたのでしょうね。

特に肢体に関しては、演技の上でも雄弁だったのだと思います。
その総括ともいえる演技が、天外者でも見て取れますね。


どこまでもどこまでも、努力の人。
もっと早く気づいていれば…と、悔やまれて止まないですが、今からでも作品を観てその素晴らしさを愛したいと思います♡

春馬、素晴らしい仕事への姿勢を学ばせてくれてありがとう。
それから、リラックスして座っているときの安定の内股も大好きだよ。

この記事が参加している募集

最近の学び

サポートはすべて、三浦春馬さんを応援するための活動に大切に使わせて頂きます。