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機動戦士ガンダム 水星の魔女第5話「氷の瞳に映るのは」感想

※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。

今週はガンダムとしての、ロボットアニメとしての内容が濃くて非常に満足だった。新たな設定や事実も判明して、頭の中整理しないとついていけなくなりそう。

強化人種の境遇

強化人種であることが判明したエランだが、研究者(=製作者&育ての親?)の態度には温かみがあり、そこまで過酷な扱いを受けていないのではと思える。他の生徒にも心を開いていないことが説明されているが、嫌われたりバカにされたりはしていないようだ。

この辺からして、どうもエランは道具として扱われているというよりは、自分が強化人種であるということに拘りすぎて周囲と壁を作ってしまっているように見える。宇宙世紀の強化人間とは異なる立ち位置のようだ。

スレッタの兄弟姉妹?

アーシアンの生徒の占いで父親が故人であることを当てられつつ、「兄弟姉妹」がいると示唆される。エアリアルが人格を持っているのはゆりかごの星で書かれていて、スレッタも家族同然に思っているのでその話だろうというのが普通の見方だが、ネットでは色んな説が飛び交っているのでその伏線にも見えてしまう。

スレッタ以外にGUNDで操作されるエアリアル

エランがスレッタに頼み込んでエアリアルを操縦するやいなや、パーメットスコアをいきなり引き上げ、GUND操作(?)で自分の手足のように扱うシーン。

人格を持っているエアリアルがなぜスレッタ以外を拒絶しなかったのだろうか。1話でミオリネが乗った時は通常の操縦桿による操作だったのでシャットアウトできないというのは分かる。人格を持っていることを悟られないように、というならGUND操作に反応しなければガンダムであることも否定できるわけで。

今週の戦闘シーン

ファラクトお披露目&相手が量産機で結果が見えている試合だったけど、邪魔の入らないフルの戦闘がやっと見れてよかった。グエルの乗機が量産カラーなのは、決闘を禁止された時に紫の専用機を没収されたからだろう。

ファラクトがビットを展開するやいなや、決闘委員会メンバーの生徒から「ガンダム?」の声。禁忌であるはずGUNDシステム搭載機がもう一機存在した上、決闘にも用いられていることに大して驚いていない。一般生徒に疑われている描写がない事から、エランの存在共々学園の闇となっているようだ。

飛行型のファラクトと陸戦重格闘型のディランザが戦えば圧倒的に前者が有利。低重力なのでジャンプで飛びつけるとはいえ、ファラクト側はもっと高度を保ち続けば格闘が避けやすく、その上でビットからの電磁ビームで射撃武装を潰すことに専念すれば安全に勝てたはず。

格闘が当たりかねないような高度まで下げた理由を考えると、グエルに無様に自滅させたかった以外思いつかない。最後にわざわざダルマにして素手でアンテナ折ったところも嗜虐的だし、スレッタに対する憎しみの巻き添えなんじゃないだろうか。

とりあえずオールレンジ攻撃に何度も嬲られるグエル君には同情を禁じ得ないので、いつか戦闘で活躍してほしいところ。

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