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会議の発表がグダグダになる

職場では毎月、主に管理職に向けて業務の進捗を発表する会議がある。役職も経験年数もそれなりのメンバーが揃っているにも関わらず、どうもプレゼン力が足らないというか、上司が呆れた顔をしていることが多い。

そういう私も先月、要点をまとめて本番に臨んだはずが、喋っているうちにグダグダになって「何を言っているのか分からない」などと言われてしまった。普段の報告や指示はもうちょっと上手くやれてるので、何かしら失策か不足があったのだと思う。

自分自身の反省はもちろんするとして、それ以外にも全然ダメな発表のパターンを並べてみよう。

全く進んでいない

まず「進展なし」だけで終わらせようとする発表がたまにある。進めなくて良いとか進めようがないとかにしろ、その理由は話さないといけない。「他の案件で忙しい」という弁明も見られるが、それで許すと何でも先延ばしにできてしまうので、よほどでないと通らないと思う。

毎月少しずつは進めていくのが基本(それで自分以外の全員が動けるようになることも多い)として、会議の少し前に状況を確認すると、すぐにできることがあったりもする。

言う事を聞かない

次に、前回の会議で決まったこととか、上司に明確に指示されたことを無視して自分の意見で発表するパターン。新たな反論材料があって蒸し返すならともかく、まるで前の議論がなかったかのようにしれっと話を進めようとするのは詐欺かホラーみたいにも見える。

Disagree and commitという言葉があって、マインドとして決定事項は守るべき。相手と自分を納得させるためにはコミュ力というか会議力が大事だが、時には会社のために何をするかを会社の資源で決めていると割り切るしかないことも。

つじつまが合わない

もっともらしく喋っているようでも油断はならない。一つの発表の中で既に矛盾しているというのも、論外のようで結構ある。先月や別の会議での内容と食い違っているのはスルーされがちだが、これが続くと何のための会議だか分からなくなってしまう。

整合性を確認するのはもちろんとして、そもそも言った通りに仕事をする意思がないと間違っても平気になってしまう。有言実行の精神を保ちたい。

何を言ってるか分からない

こないだ私がやらかしたやつで、いわゆる奥歯に物が挟まりすぎてる話し方。現状を要約して箇条書きにしたはいいが、いざ話し始めると「この言い方だと頓挫しているみたいでは?」みたいなのがよぎって言い換えを繰り返した上、着地点を見失う。

状況が思わしくないときにアドリブで喋ると不安からボロが出やすい。逆に成果が出ているときは発表で躓いても落ち込まないので、上手くいってない時ほど原稿を準備して練習(言い訳を頑張る)すべきなのかもしれない。

発表をグダグダにしてはいけない理由

ここまでグダグダな発表についてあれこれ書いてみたものの、じゃあそれで何がまずいのかというと管理職や下手すると同僚までもが不信感を抱くことだ。

信用が下がると、上司からの取り調べの頻度が上がるので、それが嫌なら発表も手を抜くべきではないだろう。少なくとも自分は会社にサラリーマンをやりに来ているので、それを不毛に感じてはいけないと思う。

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