注目されない作品はいつ「死ぬ」んだろうか
自作ゲームをSteamで公開してから1年が経った。
リリース直後のボーナスタイムには多少の反響があったものの、それ以降はどこかで取り上げられたりとかはなく、アップデートもしていないので浮上することはないだろう。
実際のところ、なんとか遊べる形にした程度のゲームなので、1000円で買える名作がひしめくこの時代によくここまで戦えたとも言える。17件もレビューを貰えたのはありがたい。
この作品はもう「死んだ」のだろうか?伸びる見込みがなくなったらとか、アップデートが止まったらという基準なら、本作は確実に死んでいる。
しかし、週に5~6DLされる状態がずっと続いていて、そのうち何割かはスコアランキングに登録してくれる。稀にレビューやコメントが投稿されることもあるので、ストアページを見に行くのが止められない。
そういう意味では、プレイされ反響を得るという生命活動は未だに続いているとも考えられる。いずれは誰もプレイしなくなり完全な死を迎えるのだろうが、まだまだ先になりそうだ。
「作品」という形でネット上に残したものは、拡散されずとも検索結果などから偶然たどり着くユーザーが現れ続ける。これはnoteでもよく言われていることだ。
承認欲求の印税収入、というと浅ましいようだが、単に「発言」するのとは違った蓄積があるところに、クリエイトを続ける理由があるのだと思う。
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