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#002 脱毛クリニックが次々閉院!!脱毛クリニックはもうダメ?!

事実脱毛クリニックが閉院していっています。

元々脱毛クリニックはコスパが悪いとされてきました。
お客さんのニーズはあるものの、機械が高い、ほかの医療機器と比べて高い。そして他の施術と比べても時間と手間、コストがかかります。
それなのにお医者さん以外のいわゆるお金を持った「オーナー」が参入してきてとにかく安く売る。
そして価格破壊が起きて利益が出ない。
利益を出すには剥離なので院を増やさないとダメ。
その悪循環サイクルが出来てしまい、ウルフクリニックやジェニークリニックが閉院しています。
脱毛サロンでも同じ様な事が前から起きているのに医療でも同じ道を辿っています。


ではどうしていくのがいいのでしょうか?

声を大にして言いたいのは脱毛機は悪くありません。

1,2年間開業する時、とりあえず脱毛機の導入を検討するクリニックがとても多かったです。
ですがただ導入するだけでは売れません。
これはマーケティングの話になりますが、導入する意図が大事です。
何のお客様、どんなニーズがあって、どういう方に来てほしいか、
どんなコンセプトで、このクリニックにしかないUSPは何か?
ここを考えずに「安くやれば来るでしょ」と思っているオーナーやお医者さんやコンサルが多いです。
今サブスクリプションの美容クリニックも閉院していっています。
H〇DA LOUNGEは内部分裂もありますが、今は2院になってしまいました。
ここも価格破壊の一つなので生き残るのはかなり厳しくなるでしょう。

日本人の悪い所、安くすればくるだろうはもうダメ

この考えは絶対にやめた方がいいです。
マーケティングとしては基本的に値段を上げていくもの。
値段を上げるという事は価値を上げていく。
価値を上げるには?サービス、技術を上げていく。
それはどうやって伝える?
そういった事をしていかなくてはいけないのに逆のサイクルが起きています。
安くして回す→スタッフが疲弊する→利益は少ないから給与も上がらない→辞めるがとにかくスタッフが使い捨て→技術が上がらない→クオリティもサービスも下がる
このサイクルだと価格を下げるしかありません。
このビジネスモデルでは脱毛クリニックは終わりと考えるしかありません。
脱毛クリニックを検討している方はぜひ一度考えてみてください。

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