見出し画像

辿り着いた標準レンズ。


みなさんこんにちは

何だかなの毎日ですけど如何お過ごしでしょうか

アルコール除菌とかで手がカサカサしてませんか

僕はもうボロボロで、、、けどがんばらんとですね!


画像1


今日は僕が使ってる標準レンズの話をしたいと思います

標準と言えば人によって画角が少し違うかもですが、僕の場合は今のところポピュラーな50mmがその位置と思ってます


ということで

先ずは定番のヤシコンプラナーから

辿り着いたレンズってのはこのプラナーもなんですけど、本命はまた後半で、、


標準レンズの帝王と言われるコンタックスプラナーは初期ロット、製造番号58番台にアタリ玉があると言われてますが、僕のはそうではない普通の前期玉です

そんな帝王の下部的なプラナーですが、開放からでもしっかりとした写りをしてくれます

画像15

( Canon EOS1N Planar50mmf/1.4MM FUJI100 f開放 )

色乗りの良さはやっぱ特徴です、あとはしっかりとしたコントラスト、キリッとなり過ぎず柔らかさが残るのもポートレートに向くレンズと言われる由縁ですかね

ただツァイスの系統は高コントラスト故の美しさがシャドー部を潰しがちなので、それを必要としない撮影時は露出に注意したいところです

あとフィルムは、スキャナーに通すとコントラストが多めに出やすいので、このレンズの場合はとくにスキャン時の調整をすること、それで本来の色調が見れるかなと思います

前期と後期での写りの差ですが、絞り羽の形が違うってことくらいしか僕にはわかりません、、あとは帝王と言われる58番台も気になるとこです


さて、前置きが長くなりましたが、、本題にいきましょう




画像3



画像4


写真がミッキーぽくなったけど、フォクトレンダーです(笑)

上側の写真でライカとあるのはUVフィルター、フチの傷防止と簡易フード代わりにニコン接写リングK4を付けてます

で、たどり着いたのがこのレンズなんです

何というのか、名前が北斗連打ってだけでも一撃でダウンされました(笑)


画像5


きっかけは今の母艦ニコンF2です

この堅実なカメラで先のプラナーをと思ったんです、けどニコンにはフランジバックの関係で改造しないと付かない‥他で何かないかな、と探していた時にこのレンズに辿り着きました

このフォクトレンダーはレチナレフレックス用でフランジバックの長いデッケルマウント、ニコンFマウントへはアダプターを介して装着します

銘玉と見付けたこのレンズですが、詳しい情報が少ないマイナーレンズ、実際はどう写るんだろうか‥




画像6

( Nikon F2 SEPTON50mmf/2 Kodak200 f開放 )

手をAROUND(洗うんど)、、、ちょっとタイムリーな写真になりましたがそれは置いといて(笑)

どうでしょうか、プラナーと条件が違うので比較にはならないですけど、スッキリしたコントラストと爽やかな描写はオールドレンズとは思えません


画像7

こちらも開放、最短撮影距離が0.9mと遠いので近接できませんが、ピントは開放からしっかりときています、ボケは若干ざわつきますけど、合焦点から溶けていく柔らかさが綺麗です


画像8

画像9


ちょっと露出が足りませんが条件からして暗部はまだ残ったほうだと思います、経験上ここでプラナーだと締まりますが暗部はこれよりもっと苦しくなる気がします


画像10

逆光に向けてみます、f値開放、春先の夕方ですが光線でファインダーは眩しいほどでした

フレア、ゴーストもよく抑えられていて抜けてます、かなり古いレンズと思うけどコーティングはどうなっとるんですかね‥


画像11

画像12

画像13


開放f値はたいしたことないにもかかわらず、中判のような佇まい、、このレンズの凄いところです

きっと中間の階調性が飛躍的にあがってるからだと思うんですがどうなんでしょうか

けど廉価版フィルムでこれですかダイナミックレンジが広いデジカメだと、とんでもないのが写る気がします…


画像14

まだ手元に来てさほど間がありませんけど、まさかこんな戦闘力があるとは想像もつきませんでした、、プラナーの時には感じなかった衝撃なんですよね

レンズにはそれぞれに性格があるんであんまり比較はしたくないんですけど、標準の帝王って実はこいつなんじゃね?とか個人的に思ってます(笑)

あと写真を撮る中でこの標準は基本レンズなので、これという一本に辿り着けたことは自分が欲しい仕上がりの1つも確立出来た気もしてます

とにかくこれからもまだ発見あると思うし、楽しみなレンズを手に入れました

とはいえ

他にもまだとんでもないレンズがあるんだろうし、、沼にならんようしなければ…(笑)


e.


画像15