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世界はあなたの思い込みでできている。

大半の人は、
事実と解釈(思い込み)をごっちゃにして生きています。

昔、親に言われていたことや、
周りの環境から得た事実ではないのにそうだと
思い込んでいること、それはすべて解釈です。

「AはBだ」という自分の中の思い込み
(これを方程式と呼びます)があるとします。

そうすると、どうしても、A=Bを証明する事実を
自分が生きている世界から拾い集めてしまいます

人は、自分が持っている方程式を証明しようとして、
バイアスのかかった捉え方をしてしまうもの。

だから、世界はあなたの思い込みでできているんです。

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そのバイアスは、誰もが持っています。

たとえば、
Aさんは「仕事は楽しめるもの」と思っていて、
Bさんは「仕事はしんどいもの」と思っている。

これらはどちらも事実ではなく、
その人独自の方程式、解釈です。

仮にAさんとBさんが同じ仕事をしていたとして、
事象や事実は同じでも、
Aさんは「仕事は楽しめる」事実を拾うし、
Bさんは「仕事はしんどい」事実を拾うので、

Aさんは仕事を楽しめる世界を生きるし、
Bさんは仕事でしんどい思いをする世界を生きることになります。

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みなさんは、どんな独自方程式をもって生きていますか?

私の場合、
「仕事をがんばらないと評価されない」
という方程式(≒解釈、思い込み)持って、
ずっと仕事をしてきました。

そして、その方程式を証明するために、
評価をされるために仕事をがんばる、疲弊する、
疲れてるけどがんばる、の繰り返し。

そして、その方程式の中に生きていると、
定期的にその思い込みを強める出来事が
起こって、それにがんじがらめになる。

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他にも
「自分は正直に話すと嫌がられる」
「まわりの誰かの機嫌が悪いのは自分に原因がある」

など、事実ではなく根拠もないのに
自分がもっている方程式が原因で、
本当はネガティブでもポジティブでもない
フラットな事実を、ネガティブな方向や妄想に紐づけてしまう
ケースがあります。

もう7~8年前、前々職の話ですが、
私は、会社の中のあるポジションに抜擢されて
その職務を遂行していましたが、ある人から嫌がらせ発言や
対応を受けて、もう会社に行きたくないと思うほど
メンタルダウンしていたときがありました。

そのときは、当時の状況から勝手に解釈して
「その人はそのポジションに就きたかったから
私がその仕事をやっていることに不満を持っているんだ」
と思い込んで、その人の機嫌が悪いと、自分のせいだと
思って、自然体で仕事ができないようになってしまいました。

でも、ただ単に、家庭や他の仕事で
嫌なことがあって機嫌が悪かっただけかもしれませんよね。

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「ありのままの自分のまま、自然体で生きたい」
「他人の評価を気にせず自分軸で生きたい」

そんな願望や欲求を叶える方法。

それは、あなたの独自方程式
「A=B」を
「A≠B。A=C」
に上書きして再起動
すること。

「仕事をがんばらないと評価されない」は事実ではなく解釈です。
それを上書きするための方法は2つ。

1つは、自分の行動パターンを変えて、
そうではないことを経験
すること。

つまり、「仕事をがんばってもがんばらなくても、どっちの自分もOKにする。がんばらなくても評価される」を自分で経験すること。
(この、「いつもの行動パターンと違うことをする」というののは、言うは易しで行うは難しで、けっこう勇気がいることなので、私も今まさにそうしていますが、ぜひコーチや他者からの後押し、力を借りてください)

もう1つは、別の方程式を持っている他者やコーチと接して

「本当にいつもそうだったんですか?」
「そうでなかった例外はありますか?」
「そうでない人はいますか?」

を問いかけてもらい、その方程式は思い込みであり
事実ではないことを自分の中で腹落ちすること。

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そもそも、自分は何の方程式を持っていて、
何を証明しようとしているのか、
それすらも自分ひとりで気づくことは困難です。

なぜなら、自分のことは自分で見えない。
自分の中で当たり前になっていることには気づきにくいからです。

自分の方程式に気づき、それがどんな過去の経験に紐づくのかを
1つずつひも解いて、分解していくことで、
新たな方程式を身に着け、行動パターンが変わることで、
自分の世界や、世界の見え方が変わります。

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