「凄い人」とは

賞や数字という因果に対する興味はあるけど、人や作品を好きになるかどうかとそれらは全っっく関係ないんだよな〜と思う。

良いものを良いと認められる人間で在りたい。

と同時に、

みんなが好きでも自分はそうじゃない。みんなが嫌いでも自分はそうじゃない。みんなはやるけど自分はやらない。みんなはやらないけど自分はやる。

そうやって本質を見れる/見ようとした上で、自分の基準を持つ人間で在りたい。し、そういう人が好き。

誰かがわかりやすい結果を出した途端、手のひらを返し賞賛し始める人を見ると思う。

そのための努力や貫いた信念を讃えるということならわかるけど、単純に肩書きや数字を見て「凄い人になった‼︎」ということならば。

本当〜に浅はかだと思う。気付くのが遅い。というか多分未だ表面的なところしか見えてない。

だって凄い人って、いきなり凄くなってない。社会が価値を付ける前から凄い。賞や数字なんか纏わなくたって凄い。

その人のことを、まさか「結果を出す前は見下してた・価値を感じてなかった」とするなら、全く見る目がない節穴ってこと。

そもそも人を表面的なところで判断して、それによって態度を変えるような人が大嫌い。...これはただの愚痴w

まず、人は誰しも価値があり尊ばれるべき存在。ー この真理を無視する人が、人を粗末に考え扱うんだよ。

凄いって色んな意味を含みやすくて、私もよく使っちゃうんだけど。

私が「凄い」と思う人は、愛の目的のために自分の命・与えられた賜物を懸命に使ってる人。魑魅魍魎な世の中でも真っ当に生き、純粋さと謙遜を貫いてる人。

その上で具体的な結果まで出してたら、やっぱり「本当に凄い」と思う。そのような方に習わせていただきたい。

でもわかりやすい結果なんてなくても、自分の周りの人々を愛し大切にし、横道逸れず真面目に生きてたら。もう十分凄くて尊いことと思う。

そういうことこそ、意図した自制と忍耐がなきゃ出来ないはずだから。

才能や運に恵まれて努力もしてどデカい結果を出してたとして、でもそれらを私利私欲的に乱用してたら。高慢になってたら。

それって「凄い」の？全然わかんないって思う。

賢くなくても不器用でも、愛を持ち続けること。それは意志によって可能だと思う。

可能なことを一心にし続ける人を尊敬する。