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【脱初心者】集団授業の4つのコツ

こんにちは。エデュサポです。

集団授業の塾講師を始めてしばらくすると、いろいろな疑問点が出てくると思います。

今回は、そんな向上心の高い集団授業初心者マークの塾講師のみなさんに向けて、集団授業のスキルアップのためのコツを4つ解説します

今回解説するポイントは次の4つです。

1,授業はあなたが指揮者のステージである
2,一人で話さない
3,生徒とは線で結ぶ
4,板書の際は体で黒板を隠さない

この記事は、『【簡単】初心者塾講師を脱却する4つのコツ』の続きになります。必要であれば、前回の記事も覗いてみてください。

また、個別指導編を『【脱初心者】個別指導の4つのコツ』という記事で解説しています。興味があればそちらも読んでみてください。

私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

これまでの経験を基に解説します。最後まで読んでいただくと、集団授業に臨む際に気をつけるべき基本事項を学ぶことができます

あなたのスキルアップのお役に立てれば、とても嬉しいです。

1,授業はあなたが指揮者のステージである

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集団授業の授業中は、あなたが表現者であることを意識してください

誰が授業をしても、教えるべき内容は同じです。例えば、分数の足し算を教えるのならば、誰が教えても分数の足し算を教えることになります。

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれません。

しかし、同じ内容を伝えるにしても、どういった順序で、どのように生徒に伝えるかによって、生徒の理解度は大きく変わります。

同じものをどう表現すればより相手に伝わるかを考える

クラシック音楽を聞かれる方ならば共感してもらえると思うのですが、同じ曲でも、指揮者や演奏者によって曲の持つ雰囲気がガラッと変わります。

クラシック音楽を聞かれない方でも、同じ曲でも、カバーするアーティストによって雰囲気がガラッと変わるのは共感していただけると思います。

歌手が変わるだけで全然違う曲に聞こえることもありますよね。

集団授業では、同じ内容を扱っても、担当する講師によって生徒が受ける印象は全く異なります。ですから、あなたは表現者なのです。

どのように表現すれば、より相手に伝わるかを考えてください。どのように授業を構成すれば、より相手の頭の中に残るかを考えてください。どのような言葉を選べば、相手がより興味を持ってくれるかを考えてください。

2,一人で話さない

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塾の講師は、基本的にしゃべりすぎです。しゃべることは講師の仕事だろと思われる方も多いかもしれません。しかし、先生がたくさん話して、生徒が黙って聞いているスタイルの授業は既に時代遅れです。

生徒が黙って聞いているだけであれば、一流講師のYou Tube動画を見せたほうがずっと生徒のためになります。

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