【保護者向け】塾の三者面談を失敗させない4つのポイント
子どもを塾に通わせようと思うと、最初に三者面談を打診されると思います。塾によっては、保護者のみの二者面談になることもあります。また、既に塾に通っている場合は、年に何回か三者面談が行われると思います。
三者面談に呼ばれた保護者の中には、
「何を話せば良いのかわからない。」
「子どもの成績が悪くて怒られるのではないか。」
「服装はどうしよう。お土産は必要だろうか。」
と、いろいろと考えてしまう方もいるでしょう。
今回は、こういった悩みにお答えしていきます。
この記事では、保護者が塾の三者面談を失敗させないポイントとして、以下の4つについて解説していきます。
私は以前、塾の教室長として働いていました。集団塾も個別塾も経験しています。本当に多くの三者面談を行いました。そういった経験を基に、塾サイドからの視点で解説していきます。
塾サイド向けの「三者面談を失敗させない4つのポイント」をまとめた記事もあります。ご興味があれば、ぜひそちらも読んでみてください。
この記事を最後まで読むと、塾の三者面談の本質を知ることができます。また、子どもの学力アップのためにどのように塾を利用すべきかを知ることができます。
あなたの参考になれば、とても嬉しいです。
1,生徒と保護者は緊張する必要はない
まず、三者面談は「生徒を叱る場」ではありません。ご家庭に協力をお願いすることはあると思いますが、成績が悪いことを糾弾することはありません。みなさん安心してください。なるべく緊張せず、リラックスしてきてください。実を言うと、塾側の人間もおおいに緊張しています。緊張をしない方が、お互いにとって良いお話ができると思います。
服装は普段のままで大丈夫です。お菓子などのお土産は用意しなくて大丈夫です。「子どもの将来のことを考える気持ち」を持ってきてください。
塾が三者面談を行う理由
塾が三者面談を行う理由はいくつかあるのですが、最大の意図は、保護者に自塾のサービスを提案することにあります。いわゆる「営業」というやつです。
夏休み前であれば夏期講習の提案。冬休み前であれば冬期講習の提案。学年末の時期であれば、新年度の授業のご提案です。
塾に通う前の面談であれば、普段の授業のご提案ということになります。
営業をするということは、当然保護者の悩みや相談を聞く場でもあります。お客様の悩みを聞かないことには、提案ができないからです。ですので、どんな小さなことでも、遠慮せずに相談してみると良いです。塾としても、遠慮せずに相談してもらったほうが、解決策を提案しやすくなります。
2,信頼できる先生か見極める
三者面談は塾が保護者に営業をする場ではあるのですが、保護者や生徒にとっても、夏期講習などの大事な授業を選択する場でもあります。過度に「営業される!」と警戒せずに、お互いの要望のすり合わせをしっかりと行いましょう。
さて、三者面談の時期は、教室長や塾講師は、上司から売上げのことでプレッシャーをかけられます。ノルマや売上目標を設定されることもあります。つまり、売上げ欲しさに必要のない授業を提案してくることがあります。
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