不動産調査の着眼点「ゴミ置き場」編

画像1 【 不動産調査で何を見るか 】今日は「ゴミ置き場」です。このゴミ置き場には、問題があります。何だと思いますか?
画像2 屋根があって、シャッターもついています。これならカラスに荒らされる心配もなさそうです。
画像3 駐車場の出入口部分に設置されています。ゴミを出し入れするシャッターは道路側を向いてるので、清掃車が来た際に持って行きやすいです。未確認ですが、ゴミの日には毎朝、管理員さんがゴミをゴミ置き場脇に置いているかも知れません。
画像4 <回答>このゴミ置き場の問題は、屋根がかかっていることです。新築時の図面では屋根がありません。都市計画法では、地域ごとに敷地面積の何%分に建物を建築できるか「建ぺい率」が決まっています。新築時に「建ぺい率」を決めて建築しているので、後から屋根をかけると「建ぺい率」が増加し、違法増築になります。屋根がある方が雨がかからずカラスにも荒らされずに便利ですが、違法なことに変わりはありません。法令遵守に厳しい不動産投資ファンドだと屋根撤去もあり得ます。

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