20年近く日記を書いて思ったこと 日記を続けるコツとは? (前編)
新年になり、"日記を書き始めよう"と考えている方もいるのではないでしょうか?
ただ、いざ日記を始めたものの、続かなかった、書くのが面倒になったという声はよく聞きます。
もしくは、まだ日記を始めていないものの、日記はなんとなく良さそうと思い興味を持っている人もいるかもしれません。
私自身はこれまで20年近く、日記を書いていて、日記はもはや生活の一部になっていました。
そんななか、とある理由でこの習慣を見直すタイミングがきたので、本記事で日記を書いた経緯や得たものを整理したいと思います。
棚卸しをしつつ、日記に興味がある、書いたけど続かなかったという方の参考にもなれば幸いです。
なお本記事は前編・後編に分けており、前編ではこれまでの経緯を中心に、後編では体験を踏まえて思った、日記継続のポイントを書きたいと思います。
日記を書き始めた経緯と棚卸しのきっかけ
小学校低学年の課題で日記を書き始めたことがきっかけ(9〜10歳?夏休みの日記から?記憶はもはや曖昧)
それ以降、30代になるまでの20年近く、ほぼ毎日日記を書き、今に至る。(受験期の頃は一部途切れていたのか、日記が見当たらなかった..)
これまで何も考えず書き続けていたが、最近日記が溜まり始め、何で書いているんだっけと思ったのが本記事の執筆背景
日記が続いた理由
正直、最初は褒められることが原動力でした。課題で日記を書いたとき、先生から花まるをもらったり、日記にコメントをもらったのが嬉しかったという単純な理由。
今考えると5教科のテストと違って、提出物に先生から感想をもらうことが新鮮だったのかもしれない。たとえば算数で高得点を取っても、点数に対して具体的な感想が書かれることはあまりないと思うし。(そう考えると当時の先生には感謝)
そこから続いたのは、単純に日記を書いたノートが溜まってきたからです。せっかく溜まったので、今辞めたらもったいないなと。(ページは少なく文字も大きく書いていたので、2-3ヶ月書けば数冊溜まるという状況であった。)
それ以降は毎日2-3分で書けるし、数年も続けているから今辞める必要もないなと、気づけば20年続いた感じでした。つまり日記継続の理由は、「ずっと続けたから今辞めるのももったいないか」という至極シンプルな意識にあったのです。(とはいえ、最初の習慣化が難しいと思うので、この辺りは後編で触れます。)
どのように日記を書いていたのか?
この20年、基本は寝る前に書いていました。小学生まではA4のノートにでかでかと書いていて、中学生くらいからは手帳型に移行。それから30代までは手帳が続くという流れ。
文章は長く書いてなく、いわゆる3行日記程度。中身は今日の出来事や楽しかったことを中心に記載。ネガティブなことは一切なし。(寝る前にネガティブなことを思い出しても、何の意味もないので..!)
日記を書いて良かったこと(紙の手帳)
文を書くことに抵抗がなくなった / 書くことが好きになった
日記だけの影響とも言いづらいですが、日記を数年以上続けたという経験は、"自分は文を書くのが好きだ"という謎の自信にも繋がりました。(上手いかどうかはともかく笑 実際に学生時代も小論文を書くのは好きだったし、現代文も好きな方だった。)
文を書くスピードが早くなった
たまに授業である作文や小論文では、常に誰よりも早く書き上げたり、スピードは早かったです。(早いことが至高と思っていた時代..)
ただ、仕事での文章やこのnote記事を書くのが早いとは特段感じていないです笑 一方で遅いとも思わないので、文章慣れして少し早くなったと思いたいところ。
実際は他にもいくつかありましたが、流れの都合でいったん次に移ります。詳細は後編にて。
日記が溜まり始めた背景
20代半ばにコンサル会社で働き始め、仕事が多忙になったことが理由だと思います。ときに朝まで、休日まで働くこともあったので、寝る前の2-3分にすら時間を割く余力が残っていませんでした。
そのため日記を書くのは毎回週末に。その週の7日分をまとめて週末に書いていた感じです。
この時点で3行日記ではなくなり、負担もかかり始めていました。おまけに書く内容は休日のみ。休みの日に仕事のことは1mmも考えたくなかったので。休日の出来事や楽しかったことを平日の記載欄にもつらつらと書いていました。ただ、休日のイベントが特にない時は、日記を埋めること自体に負荷を感じていました。
そして30歳手前辺りでは、1ヶ月ほど日記をため、どこかでまとめて1ヶ月分の内容を書く、というサイクルになっていました。。
スマホでも日記のようなものを書いていた
日記(紙の手帳)が滞った背景として、上のような忙しさに加え、スマホで振り返りメモを書いていたというのもあります。(これ自体がもう日記では?と思い始めた)
メモというのは、コンサルの仕事を始めた時、ハードな環境下で自分のメンタルを整えるために書いていたのものです。
その日の良かったことを書き殴る(わずかでも)、次頑張りたいことをメモする、というのを会社帰りの電車で10分ほど、ほぼ毎日書いていました。
*別記事でも書いていましたが、メモはGoogleKeepというものを使っています。
【今、退職して転職活動している方へ】退職後に転職活動をして思ったこと
とはいえ、ほぼ毎日書いていたのは、前向きな気持ちからではなく、ストレス負荷が大きく、良かったことを少しでも思い出すためでした。自分の気持ちを吐き出して自己肯定できる場でもあったので、仕事中、早くGoogleKeepに感情を書き殴りたいと思うほどでした。
あとはこの取り組みに便乗し、少しでもスキルを高めるべく、次頑張りたいことも追加で書いていました。(決して、良くなかったことは何か?という書き方はしなかった。それだけでダメージを負うので、次頑張りたいことは何か?とニュアンスを調整していた)
続きは後編へ(現在、執筆中)
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