【余命10年】これはただの恋愛映画じゃない。あなたの人生を見つめ直すための映画だ！

ストーリー

余命10年の難病を患うまつりは、同窓会で和人と出会う。まつりとは違い、健康な和人だが、人生を持て余し、ある日自殺を試みた。まつりは、そんな彼に憤り、同時に優しく慰める。和人はそんな彼女の姿に後を押され、人生をきちんと生きようと決意する。そして二人は互いに惹かれあっていく。しかし、まつりは和人に隠したままだった。「自分の命はもう長くない」ということを。

人生を持て余す和人

余命10年のまつり

感想

鑑賞後、映画館を出ると、世界が一変しています。仲間と騒ぎながら自転車を漕ぐ高校生、家から漂うカレーのにおい、飼い主に連れられ、舌を出しながら歩く柴犬。いつも見ている光景、嗅いでいる匂い、それ以上に美しいものはないと気づきます。
しかし、気づかされるのはそんな美しさだけではありません。人生は無限ではないという恐ろしい現実を、まざまざと見せつけられます。そして、時間という最も貴重な資源を何に使おうか？と考えさせられます。仕事やSNS、僕にとって大切なことや、時間を浪費する楽しいことはたくさんあるけど、自分の使命を決め、もっとそのために自分の人生の時間を使おうと、鑑賞後決意しました。
人生は有限だという恐怖が、幸福な人生を歩むための鍵なのかもしれません。
ただのメロドラマ映画ではなく、人生をもう一度見直すための映画です！！