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フランスの魅力は十人十色

 本日、大阪あべのハルカスで開催されている、ポーラ美術館コレクション展に参加してきました。ここには、フランスの魅力に取り憑かれてしまった、数々の偉大な画家の絵が展示されています!

 ゴッホ、ピカソ、ルノワール、モネ、豪華すぎる画家たちの作品を見てきました。
 その中で感じたのは、「フランスの魅力は画家の数だけ存在する」ということです。デュフィの描くフランスは、多彩な色で描かれていて、街を歩くだけでワクワクが止まらないフランスの様子が描かれています。対して、ユトリロの描くフランスは、白と黒を基調に描かれており、フランスの、落ち着いた、大人な側面が描かれています。モネの描くフランスは、豊かな自然を持つフランスと、産業革命によって近代化していくフランスの対比がなされているのが印象的です。

 このように、フランスの描き方は画家の数だけ存在するのです!セーヌ川を描くのが好きな画家もいれば、テラス席で友人とワインを楽しむ日常を描くのが好きな画家もいます。どの部分を切り取ってもフランスは絵になります。だから、フランスって面白いんですよね。

 一昨年の春、僕はパリに行きました。偉大な画家が描く、フランスの様子を見ていると、パリに戻りたくなりました。パリだけでなく、マルセイユやリヨンなど、行きたい場所はたくさんあります。コロナが終わったら、僕にとってのフランスの魅力を探す旅に出かけたいですね。

 余談ですが、このルノワールの少女の絵は、すごかったです。今にも動き出しそうな肌の質感と、若々しさを際立たせる色使い。ずっと見ることができました。見ていると、何だか、切ない気持ちになりました。

ルノワール「レースの帽子の少女」

 あべのハルカスでの、ポーラ美術館コレクション展は、9月5日(金)までです!時間がある方はぜひ行ってみてください!フランスに恋すること間違いなしです!

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