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#92 -お勧めのエストニアンMusic!~女性編

今週もやってまいりました。お勧めの音楽の回です。

音楽はボクの人生の中でもかなり重要な位置を占めているものなので、
この好きな音楽を人に紹介するのは自己紹介のような感覚でもあります。

またnoteでこれまで紹介してきたお勧めの音楽たちをマガジンにもまとめてみましたので、バックナンバーが気になる方はそちらからご覧ください。

さて、今回はエストニアの音楽!ということで、各アーティスト事、記事を書いてもいいのですが、何分エストニアの音楽シーンは知らない人の方が多いと思うのでそういった意味では、1人のアーティストを掘り下げるよりはより多くのエストニアのアーティストを知ってもらおうということで、複数のアーティストを1記事で紹介します。


Mari Kalkun

ボクが最初に好きになったエストニア人アーティスト。 Mari Kalkunはエストニアのフォークシーンでもトップに入る人気・経験を持っています。

南エストニアのVõru (ヴル)出身の彼女はエストニアの伝統音楽を学び、自身の楽曲の中にもその要素が垣間見れる。

カンネルというエストニアの伝統楽器の奏者でもあり、今でもカンネルの音を聞くと彼女の歌を思い出してしまうほど。

南エストにはRegilaulという伝統音楽が深く根付いて、彼女の他の楽曲の中にもその要素が取り入れられていることは多いです。Regilaulはあまりエストニアの外では知られていないものですが、ロシアやモンゴルにも存在します。これはまた別の機会に記事にします。

Mari Jürjens (Pokinen)

Mari Jürjens の音楽はいつもどこかノスタルジックになる感じがします。結婚して現在のJürjensになりましたが、名前の変わる前の Mari Pokinenとして知っている人も多いかと思います。日本で言うところの荒井由実てきな存在?

どうでもいいことなのですが、いつみてもこの国営のETVのコンサートの低予算さ!!w まぁ、素朴な感じがいいんですが。。。

Mari Jürjensは歌だけでなく、舞台でのお芝居もやったりしているようです。ライブも何度か見に行ったのですが、すごくいいです。

あ、ちまにみ先のMari Kalkunも Mari Jürjensも来日経験があるようです。

知ってた人いるかな?

Liisi Koikson

エストニアの女性シンガーの代名詞にもなりつつある、Liisi Koikson。音楽を教えたりもしながら、女優業などもこなすマルチなアーティストです。

ジャンルとしてはPop & Jazzという感じ。

これはエストニアで5年毎にある「歌と踊りの祭典」の踊りの部門からの映像で、これは2014年からのもの。

Puudutus = 触れる

という意味のこの歌・ダンスをみると、あるハズもないエストニアでのあの夏の初恋の思い出が蘇ります。w

あー。青春っていいなーと思える動画です。

Marja Nuut

Marja Nuutはエストニアのバイオリン奏者・歌手で、2013年デビュー、2016年にはTallinn Music Weekで賞を取るなどしてこの時期一番注目されていたアーティストです。

サンプラーを使って、ループさせる手法で独自の世界を築く彼女は他のアーティト同様、エストニアの伝統音楽に強い影響を受けていて、↑の歌もRegilaulのひとつです。

元々、サンプラーを使い音の4次元空間を作り出すのがスキだったので、こういう流れになったもの納得。最近ではRuumというエレクトロ系のアーティストとデュオとして主に活動しているようです。

ヘッドフォンつけて聞いてるとちょっと体重が軽くなる気分です。

これからの活動に期待してます。

Liis Lemsalu

最後はエストニアのテイラー・スウィフト的な存在のLiis Lemsalu。

予想はできるかもしれませんが、ボク自身はあまり彼女の音楽は聴きませんが、新曲が出る度にラジオでアホみたいに流れるので人気はかなりあります。なので、エストニアの女性シンガーを紹介するのであれば、自分の好みだけでなく、一般にウケているものも紹介しなくては・・・と思い、紹介しています。

ここまで紹介した中での最年少で、デビューのきっかけはエストニア版Xfactorで優勝したこと。Youtubeのビデオもミリオン越えがいくつもあることこから、ファンが国内だけでなく世界各国にいることがうかがえます。


どうした?まだまだエストニアにはたくさんの女性シンガーがいます。人口130万人そこらの国ですが、アーティストの数はすごく多いエストニア。エストニアに興味がある人、エストニアの文化・エンタメが好きな人、お勧めのアーティストを知っている人は是非、コメント欄にどうぞ!


見出し画像のMai Kalkunは彼女のホームページより。問題ありましたら削除します。




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