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柏レイソルのアウェイ解禁初戦に行ってきた(vs湘南ベルマーレ)

無観客試合で再開/開幕した2020年のJリーグ。観客受け入れ開始後も最初は超厳戒態勢として収容人数最大5,000人、拍手以外は禁止、ビジター席は設置しないなど様々な制約があったものの、10月以降は厳戒態勢へと移行し、制約が少しづつ緩和されています。スタジアム収容人数が最大50%となったり、ついにビジター席の設置が認められたり。
また、10/17(土)以降、主観クラブの判断次第で太鼓、応援ハリセンなど自席で叩ける鳴り物の使用も認められるようになりました。

私が応援する柏レイソルの場合、10/18(日)のアウェイ湘南ベルマーレ戦がちょうどビジター席と鳴り物の同時解禁初戦でした。今回はその時の様子を記録がてら書いていこうかと思います。

応援の様子

まずは何といっても…
太鼓に合わせて手拍子するのたのしいいいいいい!!!!

というかもう太鼓の音が鳴り響くだけで脳内でチャントが自動再生されるんですよ。「あ、このリズムは○○だわ。」みたいな。マスクの下で思わず口も動いてしまいます。自然と歌ってしまうんです。もちろん声は出さないし、出せないけれど。

前回歌ったのが開幕戦だから8か月間ブランクがあったとか信じられないくらい。
あの感覚は少し震えました。

あとはアウェイの地にはためく選手の横断幕。これも見た瞬間震えました。
(川口選手の弾幕の上にたまたま「結果にコミットする。」というライザップさんの広告が貼られてたのは思わず三度見してしまった。)

リモート応援の感想

湘南ベルマーレのホームゲームではリモート応援システムが導入されています。一方柏レイソルのホームゲームではリモート応援システムは導入されていません。なのでアウェイ解禁初戦となる今回が現地でのリモート応援初体験でした。

実をいうとDAZNでリモート応援システムが導入されているクラブの試合を見ている限りだと「これは本当に必要なのか…?」と疑問に思っていました。でも、いざ現地でリモート応援システムを目の当りにしたら「あ、これはこれでメリットも多いんだな」と。

どうしてかというと、スタジアムの端の方まで手拍子が揃うんですよ。試合を見ながらも試合が止まったタイミングではメインスタンドやバックスタンドのビジター寄りの座席の観察をしていたんですが、端っこの方の席でもリモート応援システムでチャントが流れているタイミングでは湘南サポーターの大半が手拍子をしていたんです。

そういう意味では、選手入場前にShonan BMW スタジアム平塚のビジョンで流れていた太鼓の達人みたいなやつ(すみません、正式名称わかりません)もありだな、という印象です。

現地で体験して初めてわかるメリットもあるもんだ。

平塚駅~スタジアムまでの様子

さてここからは試合前の様子について書いていこうかと。

まずは柏駅。
柏駅は今年の4月から常磐線快速の発車メロディがレイソルのチャントに変更されました。

今回がビジター解禁なので、柏駅を利用する柏サポにとっては初めてチャントで見送られてアウェイに旅立つ記念すべき日となりました。「突き進め柏」をBGMに旅立つアウェイはGet Wild退勤くらい上がります。

東海道本線に乗車。神奈川県に、そしてベルマーレのホームタウンに突入。

実は今回、キックオフ3時間前到着を目指して移動していたのですが、この時点ではまだ柏サポーターを見かけていません。チケット発見枚数が例年よりも少ない、全席指定なのでいつもより出足が遅かったのでしょうか?

それにしても県境ふたつも跨いだのはいつ以来だろう。。。

平塚駅。
ちょうど試合のあった日からフォトブースができてました。

早速記念撮影。
こういうのには積極的に乗っかっていきたいスタイル。

フォトブースの隣にあったビラスタンドにあった、最上段には湘南ベルマーレが公式で発行しているフリーペーパー「MARE」。リーグ戦のたびにフリーペーパーを作って配ってる身としては手にせずにはいられないのです。
公式がこういうの出すの素敵ですよね。中身は選手のことや、湘南ベルマーレのサッカー以外のスポーツの取り組むコラムもありました。

平塚駅前の歓迎弾幕。
訓練されたエンジョイ系Jリーグサポーターになると、こういうのを見るとテンションが上がってしまう。

スタジアムへは徒歩で向かったのですが、途中少し道を外れて八百屋コウタのフルーツスタンドさんへ。ベルマーレのホームゲームにも時折出店してるお店です。旬のフルーツを使った生絞りジュースやスムージー、パフェ、タイミングによってはパフェやフルーツサンドもあったりします。

いちごのフローズンサンデー。ソフトクリームがすっごく濃厚でおいしかった。このソフトクリームも平塚の会社で作られたものを使用しているみたいです。一口食べたら目を見開いてしまうレベル。
ただしなぜ季節感ゼロのいちごのフローズンサンデーを注文したのかは自分でもよくわからない。なしのフレッシュジュースとかあったのに。

寄り道も果たし、さらにスタジアムに向かいます。

平塚市中央公民館。公共施設にクラブのフラッグがはためいてるのを見ると、対戦相手クラブであってもうれしくなりますね。

工場にはクラブのフラッグだけではなく、選手個人のキャッチフレーズ付きののぼりも。

そして足下を見ればキングベルⅠ世によるスタジアムへの案内表示。アウェイに来て対戦相手のエンブレムやグッズが公共のものと結びついているさまを探すのも楽しいものです。

スタジアム周辺

湘南ベルマーレのホーム・Shonan BMW スタジアム平塚は平塚市総合公園の中にあることもあり、スタジアムのそばにはジョギングコースや遊歩道、広場があります。

そこに(平時と比べれば少ないけれど)キッチンカーや屋台が軒を連ねていたり。

ホームサポーターもビジターサポーターも一緒に並んでスタグルを食べていたり。

ピッチをバックに記念撮影をして、それをSNSに載せたり。

特にBGMでいきものがかりが流れていたときは思わず周りを見渡しながら聞き入ってしまいました。だっていきものがかりってメンバー全員厚木市(湘南ベルマーレのホームタウンのひとつ)に縁があるから実質ご当地アーティストじゃん。

そうだよこういう光景が見たかったんだよ。
Jリーグの平和な光景が8か月ぶりに広がっていたわけです。
正直な話、こんな光景もう今年は見られないと思ってたので、ひとりしみじみと立ちつくしてました。こんなん泣けるやん。

さいごに

2月のルヴァンカップ開幕戦の吹田遠征以来、8か月ぶりのアウェイはやっぱり最高でした。なんていうかもはや尊い。ただでさえ好きなものが戻ってきた、また味わえる感激はひとしおです。

というわけでアウェイはいいぞ。みんな行こうぜ。

明日はアウェイでFC東京戦だよ!!!

おまけ

試合なんてなかった。

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