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知っておいて損なし!マンション購入の流れ

前回は“理想のお部屋に出会うための準備編”として、資金計画から内見のポイントをお伝えしました!

今回は気にいった物件が見つかった後、「どのような流れで進んでいくのか」をお伝えしていきます。
きちんと知っておくと安心して進めていくことができますよ!

ステップごとに分けて説明していきます!

購入の流れ①住宅ローン事前審査

購入する物件が決まった後の流れは、現金一括で購入しない限り、住宅ローン事前審査を申し込むところから始まります。

事前審査の書類ってなにが必要?
源泉徴収票(所得証明書)
印鑑
本人確認書類(運転免許証や健康保険証)
金融機関ごとに定められた申込書
物件関連資料

住宅ローン事前審査は「この人にローンを貸しても返済できるのか」返済能力と信用を審査されるので過去の滞納歴などもチェックされますよ!

審査結果は3日間くらいで分かるのが一般的。

物件を決めたらすぐに事前審査に申込できるように事前に必要書類の用意をしておきましょう!

購入の流れ②購入申込書

次にすることは、購入申込書を提出します。

購入申込書とは売主に「この物件を買いたいと思っています」と意思表示をするもの。

購入申込書と不動産売買契約書を混合される方も多いですが、2つの書類はまったくの別物。

購入申込書はあくまで
不動産を購入する意思表示の書類
キャンセルをしてもペナルティはありません。

購入申込書にはどんなことを書くの?
申込日
買主に関する情報
購入希望条件
対象物件情報

購入の流れ③不動産売買契約

購入申し込みを行った後のマンション購入の流れは、不動産売買契約の締結です。

購入を申し込んでから不動産売買契約を結ぶまでの期間は、一般的に1週間〜10日ほどになります。

物件を決めてから不動産売買契約までの期間をふまえて、マンションの購入計画を立てておくといいでしょう。

重要事項説明

不動産売買契約を締結する前に重要事項説明を受けます。

重要事項説明とは?
物件の土地・建物情報や仕様、修繕積立金がどれくらい積み立てれているかなど、購入前に知っておくべき事項を説明してもらいます。

分からないことは遠慮なく、都度確認して不安な点は契約前になくしましょう!

不動産売買契約に必要な書類は?
印鑑
本人確認書類
手付金の銀行振込控え
収入証明書類
収入印紙

収入印紙は不動産売買契約書に課税される「印紙税」を支払うために必要です。

収入印紙はあらかじめ用意してくれているので、自分で用意する必要はありません。

購入の流れ④住宅ローン本審査

不動産売買契約を締結した後の流れは、いよいよ住宅ローン本審査になります。

事前審査は3日ほどの期間で結果が出ますが、本審査は2日ほどの期間で結果が出るケースや、結果が出るまで2週間ほど期間がかかるケースなどさまざま。

また事前審査を通過しても本審査までの期間に、新しくローンを組んだり転職したりして申請内容と事実が異なると本審査で落ちてしまいます。

住宅ローン事前審査通過後から本審査申し込みまでの期間に、転職や借入を行わないよう注意しましょう。

住宅ローン本審査の必要書類

住宅ローン本審査を申し込むには、事前審査より多くの必要書類があります。

必要書類が多いだけではなくそれぞれ取得先が異なるので、早めに収集しておかなければ本審査に間に合いません。

住宅ローン事前審査を通過してから本審査申し込みまでの期間に、必要書類を集めておくようにしましょう!

本審査の書類は何が必要?
実印
銀行員
印鑑証明
住民票
本人確認書類
不動産売買契約書
住宅ローン契約書
抵当権設定契約書

購入の流れ⑤残金決済・引渡し

住宅ローン本審査を通過した後の流れは、購入費用や仲介手数料を支払い、いよいよ物件の引き渡しです。

残金決済とは?

残金決算とは、手付金や内金を差し引いた残金を売主に支払うことです。

仲介手数料も、物件引き渡し時に支払います。

また、住宅ローンを借りた金融機関への手数料や不動産登記費用も、残金決算時に支払います。

住宅ローンを組んだ場合は、買主と売主、司法書士などの関係者が金融機関に集まって、融資の実行と残金決済を同時に行います

融資が実行されなければ、売主様にマンション購入費用の残金を支払えません。

住宅ローンを組む場合には、残金決済を金融機関で行う流れが一般的。

マンション購入をする際のポイント

マンション購入の流れを把握した後は、最後にマンション購入時のポイントを確認しておきましょう!

いくつかのポイントを押さえておくことで、マンション購入を円滑に進めることができますよ。

住宅ローンは複数の金融機関に依頼

マンション購入時に住宅ローンを申し込む際は、複数の金融機関に依頼しておきましょう。

なぜなら、1社の金融機関にしか住宅ローンを申し込んでいない場合、審査に落ちればマンションを購入できなくなるからです。

また、複数の金融機関に住宅ローンを依頼することで、金利や手数料を比較検討して最適な条件で融資を受けることができます

維持費用や初期費用も確認

維持費用や初期費用も確認しましょう。
マンションは、管理費や修繕積立金など固定費が発生します。

その他のマンション購入する際のポイントについて詳しく聞いてみたい方はぜひ無料オンラインセミナーや個別相談にご参加ください。

またnoteでも随時お届けしていきます!
理想の住まいを手に入れるための事前準備はしっかりと行いましょう。

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