イーハトーブより
近ごろは宮沢賢治の追っかけをしている。
ここ半月くらいの間にあちこちからそのワードが出てくるので、気になって…
思い返しても、今までの私は宮沢賢治に傾倒した記憶はない。
ごくごく一般的な、本当に有名な言葉や童話のタイトルを知るくらいだ。
それがなぜ今頃…?
わからない。わからないが、今の私が受け取るメッセージがあるのだろう。
そう思って、ミュージアムなどに出かけている。
そして、今さらではあるが、宮沢賢治はすごい人だったんだと知る。
「宮沢賢治 すげー」しか出てこない。
その独特の世界観は、子供心になんだかちょっと怖くて、深く読み込まずに大人になり、やがて「雨ニモ負ケズ」などの哲学的な言葉に触れ、ようやく少し知ることになった。
そして今、改めて彼の世界観に触れ、その祈りのようなエネルギーにふいに泣きそうになる。
“なんて深い祈りなのだろう…”
とにかく、「宮沢賢治 すげー」なのだ。
今夜は星空を眺めながら
100年前の地球・日本・岩手・イーハトーブに想いを馳せ、妄想tripといこうではないか。
2021年 夏 梅雨の明けたイーハトーブよりー。
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