見出し画像

バス旅

旅人にとってバスというのは時にやっかいだ。


旅先で路線バスを使いたいと思うことが時々ある。

土地勘がないと、路線バスはややこしい。

土地の名前や方角、何系統に乗ればいいのかがわかりにくいのだ。

聞けば良いのだが、駅のように停留所に誰かが常駐しているわけでもない。

街の人に聞こうにも、言葉が聞き取れないことがある(笑)


そして何より、時間がずれる。

ずれて到着すると、とたんにバスの迷子になる。

初心者は応用が効かないのだ。


様々な出来事に出くわし、ドキドキハラハラを感じながら、それでもバスに乗るのは楽しい。

その土地のルールみたいなものも、おもしろい。

電車よりも、ローカルなのだ。

その閉じられた世界の中で、その土地の人々の生活を垣間見る。

いつだって新鮮な出会いがそこにある。


バスというのは時にやっかいだが

その壁の向こうにはアナザーワールドが待っている。


夏休み、たまにはゆっくりのんびり

路線バスの旅をしてみたいものだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?