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まずは、脳の機能を再確認しよう(1)

マーケティングを学ぶためにアウトプットする。
そんなテーマから、いきなり外れた感もありますが、私にとっては重要なんです。
5年ほど前、身体性が大切なのでは、と気づく瞬間がありました。
それ以前の私は、頭の中で思いついて、妄想して、悩んだ末に何もできない。
そんな人間でした。
流石に、アラフォーになってそれはまずいだろう。過去と現在の延長線上に未来があるとしたら、根本的に何かを変化させる必要がある。そう至った時に、頭ではなく身体性だろうと。
きっと私(脳みそ)は、私(脳みそ)のことを私(脳みそ)で考え過ぎているのだと。
そんな考え方に変化した時に、たまたま手にした 超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法 著者である菅原さんの

「脳=臓器」である。脳を相対化して、臓器としてその機能を解析し、扱い方を学ぶ。

そんな考え方に、刺激を受けました。
きっと多くの人が『自分はこういう人間だ。私独自の勉強方法がある』と考えている。
それは思い込みに過ぎないことを、菅原さんの本から教えてもらいました。
もちろん、その自分なりの勉強方法で、順調に学び、インプットとアウトプットの好循環ができている人は、読む必要はないんですけど、私は行き詰まっていました。

前フリが長くなりましたが、これから本著のアウトプットになります。

(1)何かしらの行動を起こしたい、始めたい時。


そんな時は、すぐに頭の中でその行動をイメージする、言語化する。
その行動の始まりから終わりまで、詳細に思い描き、具現化できるレベルに落とし込む。

「思い描くと達成できる」スピリチュアル系ではありません笑
モチベーションが高い時に「行動したい」と思い描いた理想も、モチベーションは時間と共に低下します。そして、もういっかと結局行動せずに終わってしまいます。
その対策として、モチベーションが高い時に「行動したい」と思い描いた理想を、その時にできるだけ具体的に思い描く。ざっくりとした行動目標の解像度を上げて、過程を細分化し、具体的な行動計画まで落とし込む。
すると、あとはその細分化された一つの行動を起こす。次の具体的な行動を起こす、次、次、、、
その行動の流れが再現しやすくなるんですよね。
あまり自分を信用し過ぎるな。最初はやる気があっても逓減するのが人間の脳だから、その対策をしておく。
そんな感じです。

(2)つい先延ばしにしてしまう、行動ができない時。


それは行動した結果に囚われいるから。
そんな時は、まず少しやってみる。その結果を問わずに、行動そのもの、プロセスにフォーカスしてとりあえずやる。
まず結果を手放してみる。

これもちょっと、抽象的なんですが笑
先日、とあるイベントでテニスプレイヤー兼クリエイターの方と話す機会がありました。
その方は、幼少期からテニスプレイヤーとして活躍し、20歳を過ぎた頃からクリエイティブの世界に目覚めて、やってみたとのこと。
印象に残っているのは、「結果は分かりません。自分はテニスの練習をするように、ただ毎日作品を創り続ける。たんたんと創り続けたら、10年後がどんな風になっているか楽しみです」
この話を聞いて、私は新しい視座を得ました。
努力する才能があるんだな。テニスプレイヤーとしての成功体験が、この自信・確信を生んでいるんだなと。
質が量に変わる、その瞬間をこういう人が体現するんだなと。
ということで、改めて本書に触れて、まずはたんたんと結果を手放しやる。反復練習のように、やり続ける。

(3)分からない・不明な点は躊躇なあく切り上げる。

私は自分はスマートで情報処理の速度が速い。
と思い込んでいました。
※今でも少しだけ、そう思っています笑
すると、学びのプロセスで壁にぶち当たった時、そこで立ち止まって、分かるまで考え込んでしまいます。
オレは頭がいいから、コレも分かるハズ。分からないなんた恥ずかしい。考えれば分かるんだ。
その執着心が、思考の柔軟性を奪い、堂々巡りを続けてしまう。
逆に思考が柔軟であれば、たまたま今はそのタイミングではない。ここが分からなくても、全てが台無しになるわけではない。別の方法論を見つけよう。
そんな結果を手放した態度でいると、どこかで分かる時がくる(かもしれない)。
気楽に楽しんでいこうぜ!


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