ご覧いただきありがとうございます。
今日は、想い出の場所イーティアムと再会させてくれた雑誌をご紹介します。
表紙を開くと、好景気を物語る広告の多さと勢いのあるキャッチコピーに圧倒!幼少期をバブルと、青春時代を不景気とともに過ごした私としてはズキズキワクワクする内容でした。あの頃に帰れるステキな雑誌です。
『商店建築』1989年5月の号で組まれた特集と特別企画。大好きなイーティアムは「融合化するカフェ&レストランの業態」に登場。
イーティアムを創った方々。素晴らしい時間と体験をありがとうございました。
プラネタリウムみたいなバーは、「スペキュラ」という名前だと判明。
マイアミの七夕の夜空を再現していたなんて!プラネタリウムに行くとどこか物足りないと感じるのは、スペキュラの星空が美しかったからだろう。ここで告白したり、プロポーズした人もいたかもしれない。
ほとんど覚えていないけれど、カフェとレストラン、プラネタリウムみたいなバー以外にも、チケットぴあ、フラワーショップ、デリ、ちょっとしたファッション雑貨まである。結局、イーティアムとは何だったのだろう?
EATとMUSEUMでイーティアムだったのか。ステキな名前とコンセプト。たしかに博物館や美術館の雰囲気があった。食生活をアトラクティブに演出することを目指すイーティアムではどんな料理を食べられたのだろう。
なかなかリーズナブルに感じるけれど、当時としてはどうだったのだろう?高い?安い?どれもおいしそうだ。私はバニラアイスの味しか覚えていない。行けるものなら、ご飯を食べに行きたい。
この雑誌には他にも、「UCCクレイトンハウス ピラルクカフェ」(横浜)や「バー ツル」(西麻布)などおしゃれでおもしろそうなお店がたくさん載っている。今ではもうなくなってしまった思い出のお店に、あなたも会えるかもしれない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
インターネットもスマホもない時代の思い出のお店。イーティアムとの再会はほぼ不可能だと思っていました。30年以上の時を超え、こうして詳細を知ることができ感無量です。『商店建築』編集部の方、大切に保管しお譲りくださった方のおかげです。本当にありがとうございました。
当時の想い出はこちら↓