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子なし駐在妻として生きる

初めまして、えっさんです。
今年の3月からロンドンで駐在妻をしています。

子どものいないアラサー駐在妻としてロンドンに来て感じていること。
それは、「駐在妻のコミュニティ」とは大抵の場合、「ママ友」という存在をベースに形成されているということです。

渡英して間もない頃、近所の教会で無料の英会話レッスンが開催されていると知り、参加してみたことがあります。
参加を決めた理由は、英会話を上達させたい気持ちが半分、駐在妻のお友達を作りたい気持ちが半分でした。
そこには日本人の奥様ばかりが30人ほどいたのですが、皆さん会話のネタはもっぱらお子さんの事ばかり。
「〇〇小学校に通われているんですか、同じですね!」とか、
「もうすぐ長期休みが始まるから子どもの遊び相手をするのが大変だわ」といった感じです。

もちろん、「子育て」というのは20〜40代女性にとって共通の話題にしやすいことは理解できますし、そのようなコミュニティを批判するつもりは全くありません。

ですが、子どものいない私にとってその空間では疎外感を感じずにはいられませんでした。
同時に、子どもがいない状況で駐在妻のお友達を作ることのハードルの高さを痛感しました。

居心地の悪さを感じた私は、それ以来その英会話レッスンに参加することはなくなりました。

子なし駐在妻として生活することの強みはたくさんあります。
例えば、
・ひとり時間がたくさんある
・学校の時間を気にせずに外出できる
・子どもの体力を気にせずに夫婦で好きな場所に出かけられる
などです。

一方で、子どもを通じた社会との関わりがない分、自分からアクションを起こさないと、お友達どころか新しい知り合いさえもできないことが、子なし駐在妻の弱みだと感じています。

このような感じで、私がロンドン生活で考えていることを綴っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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