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報連相の価値

久しぶりの投稿になりますがいつもありがとうございます!

昨今企業は流行り病によりテレワークが増え、働く環境が変化することによって、情報共有の形も変化し、コミュニケーション不足が加速しているようです。

私自身も事業の立ち上げを通して改めて報連相の大切さを感じてます。

報・連・相とは、「報告」・「連絡」・「相談」を略した言葉で、ビジネスの基本となる3つのコミュニケーションを表しています。

それぞれの意味は以下になります。

・報告とは
取り掛かっている仕事の進捗と経緯、結果など従業員一人ひとりの現在の状況を伝えること。そして、次に行動するべき方向性や、自らの意思を伝えること。

・連絡とは
成約や顧客からのクレーム、会議での決定事項など、発生した事実を正確に伝えること。

・相談とは
個人では決定に自信が持てないときや判断に迷うとき、上司や同僚にアドバイスをもらうこと。

そんな報連相を活発にしていくことでメリットがあります。

メリット1.売上に好影響を与える
まずは経営面のメリットです。

「報・連・相」がうまく機能すると、利益を伸ばすことができます。 2002(平成14)年10月、米国シリコンバレーで行われた「KM World2002」という情報共有カンファレンスにおいて、「報・連・相」が利益につながった事例が報告されました。

「生産性向上」「製品・サービスの品質向上」「収益性向上」「間接業務による無駄の排除」「顧客サービスの改善」に対して大きな効果を発揮します。

メリット2.効率的な人材育成に役立つ
報・連・相の仕組みを構築すると、人材育成を効率よく行えます。

業務における最短、高効率のノウハウを伝えられる仕組みができれば、社員の能力に任せた人材育成が劇的に変わります。 

パナソニックの創業者、松下幸之助氏が語った「事業は人なり」という名言があるように、人材育成は企業経営の根幹といえます。 優秀な人材が流出した後に、同等の能力を有する人材を再び雇うことは困難です。 そして、新たな人材を一から育てるには管理・教育コストがかかります。

また、若手社員の悩みや相談を受けとめる、些細なことでも報告できる風通しの良い環境は、社員のモチベーションの維持向上にもつながります。 とくに、1981年以降に生まれ、2000年以降に成人を迎えたミレニアル世代は、制度やプロセスにおける「透明性」、必要な情報がすぐに手に入る「即時性」、個人の志向に合わせて最適化した情報を受け取れる「個別性」、従業員の価値観を第一とする「価値志向性」を職場に求める傾向があります。

「報・連・相」の仕組みはこれらの価値・欲求を満たし、高いパフォーマンスを発揮する際に有効なのです。

メリット3.部下の管理がしやすくなる
上司は部下がどんな仕事をしているのかを把握し、適切なアドバイスや正当な評価をしなければなりません。 しかし、部下の動き全てを把握するのは不可能です。

「報・連・相」の仕組みが構築されていることで、上司は的確なマネジメントを行えます。 また、部下との個別面談などがシステム化されていれば、部下一人ひとりとコミュニケーションをとる時間を個別に設定する必要がなくなり、業務ストレスが軽減されます。

時代が変化しているこの時だからこそ報連相を徹底し成果につなげていきましょう!

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