見出し画像

過去から現在へ(その④)。

両親から勧められた仕事の採用試験を受ける時期、ちょうどその時の仕事で大きな案件が終わったタイミングでもありました。
『どうせ落ちる』という気持ちで受けた採用試験は、筆記試験と面接試験があり、筆記試験は何も準備をしておらず、落ちる気満々。



そして、その試験の結果は…『合格』でした。


全く受かるという想像をしていなかったので、私的には嬉しいという気持ちはなく衝撃でした。
そして、両親は合格をとても喜んでいて、その姿を見た私は何とも言えない気持ちになったのを覚えています。

この仕事に就くのであれば、地元に帰ることになって、今までの自分が築いた生活が変わってしまう…。
合格を辞退して、今の仕事を続けて地元には戻らないという選択肢が、私の頭の中に浮かびました。

両親から(特に母)、毎日のように『コロナが心配だから地元に帰って来なさい。いつ帰ってくるの?』と電話がくる毎日で、私の合格で嬉しそうな両親を見て、彼氏との関係にも悩んでいる時期でもあったから、地元に帰って環境を改めるという選択もありか…と。

自分の中では地元に戻りたくないという気持ちもあったのでとても悩みました。
しかし、当時は未知の感染症であったコロナへの恐怖心があったことや両親からの勧めもあり、最終的には合格した仕事に就き地元に戻ることに。

そして、この選択が私の今後を大きく左右することになるとは、その時は全く予想していなかったのです。

→その⑤へ続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?