eスポーツで生まれる人との繋がり


先日読んだ『1億3000万人のためのeスポーツ入門』の最後のほうにも書かれていたことですが、eスポーツで生まれる一番の価値は「人と人との繋がり」eスポーツで生まれるコミュニティであったりだと私は思います。

昨日の企業さんを交えたミーティングの際にも話に挙がっていた「人を巻き込める」事ができるかという事も、本質的な意味合いでは同じことです。

そこで大学生がe-sportsイベントをする際にあたって具体的にどういう人たちと繋がりができるのか、繋がりが生まれるのかを本日は考えていきたいと思います。

企業さんと繋がる。

 現在でも企業さんと一緒に共同プロジェクトをやらせていただいているように、大学・大学生側がe-sportsイベントをやるにあたって企業さんと繋がることは大いにあり得ることでしょう。
 何故なら身内だけの企画ではなく、外部の人向けにe-sportsイベントを開催する・したいと考えるなら企業さんからのサポートや支援は必要になってくるからです。また外部向けにe-sportsイベントを行う時点で、そのイベントでプレイするゲームタイトルの権利を持つゲーム会社さんに交渉しなければなりません。
 その繋がりが浅いものとなるか蜜となるかは、その時次第ですが、いずれにしても企業さんとの繋がりは生まれることになります。

ゲームコミュニティと繋がる。

e-sportsをやっていく中で、自分たち以外のゲームコミュニティと繋がることは多いのではないでしょうか。e-sportsは「e-sports」という種目にファンが付いている訳ではありません。「e-sports」という括りにある「ゲーム」にファンが付いているのです。そして、それは日本中だけでなく世界中にファンを持っているゲームも数多くあります。そしてそのファン達の間でさらに多くのコミュニティが形成されているのです。
e-sportsで何らかのゲームをやっているのであれば、身近な大会やイベントに出ることで、その他のゲームコミュニティの人と繋がっていく或いは仲良くなる機会は多いと思います。

他の大学と繋がる。

これは今私たちが実際に体感していることでもありますね。私たちは今e-sportsサークルを作ろうと申請中なのですが、こうしたe-sportsの活動していく中で、他の大学さんの学生さんとも繋がることが多くなっています。オフレコですが……今月の最後のほうにe-sports体験会ということで他の大学の生徒さんも参加する交流会を予定しております。何かしら活動していると他の大学の同じような活動をしている人たちと繋がりが生まれる証明でもありますね。

他サークルや部活と繋がる。

これは昨日のミーティングでも出た話なのですが、e-sportsプロジェクトのメンバーやe-sportsサークルのメンバーだけでなく、大学内などの他のサークルや団体さんとも繋がりが出来ればいいねという話がありました。

実際にスポーツ部であれば、ブラスバンドであったりチアリーディングであったりと他の部活やサークル同士で交流があると思います。

e-sportsもそういうのがあったらいいなという話が出ました。そしてゆくゆくはそうしていきたいなとの展望でもあります。

スポーツ部の応援団のようにブラスバンドやチアでなくてもいいはずです。例えば、放送部であったらe-sportsイベントの司会進行や実況者をしてくれるという事でもいいはずです。また直接関係のないサークルや団体であっても、イベントの小休止の間にダンスやバンドをしても良いと思うのです。

そういった繋がりが「e-sports」を通じてあったら良いなと思います。

個人と繋がる。

そして、最後に「個人と繋がる」ことがe-sportsで大事な要素であるかなと思います。「個人と繋がる」という言い方をしていますが、友達が出来る・知り合いが出来ると言い換えてもいいです。つまり孤独にならない。これは『1億3000万人のためのeスポーツ入門』の最後のほうにも書かれていた事です。

例えスポーツが苦手であっても音楽が出来なくてもゲームが出来ればe-sportsのコミュニティ(サークルや部活動など)に入ることが出来ます。もちろんゲームの上手い下手は関係ありません。例え初心者であってもみんなで一緒にやるゲームは楽しいものです。つまりゲームは誰にでもできるという事でもあります。

e-sportsをきっかけに、誰かと繋がる。知り合いになる。友達になる。恋人になる。

その個人の繋がりがe-sportsサークルやプロジェクトを通して生まれたらいいなと思います。


本日はここまで。


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