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eスポーツ業界への就職について【eスポーツクリエイターINTERVIEW】

こんにちは!ユウクリeスポーツ事業部のばやしです!
今回は、現役オブザーバーのごりさん、くろまさんにeスポーツ業界への就職についてお話を聞いてみました!!

ばやし:eスポーツ業界への就職、就活についてどう思われますか?

くろま:僕から言っていいですか?

ごり:僕はまだ学生なんで、なんともって感じなので!

くろま:僕、実はハッキリ言うと、もともとプログラミング系の専門学校に進学するために上京してきてたんです。めっちゃ遠いところから。でも1年目の段階で、「これ自分1人でもできるな」って思って、つまらなくなっちゃって。進学と同時にeスポーツのアルバイトに入ってたんですけど、結果的にそっちにのめりこんで、あんまり学校に行ってないんですよ。
でも、プログラミングの方も案件いただけるくらい勉強もしていたので、どんどん知識がついていってそのおかげもあって、今在籍している株式会社プレイブレーンにお声掛けしてもらって入社できたんです。
やっぱり就職をめざすならば、さっき言ったよう(前回の記事参照)に何かとがった知識や経験があれば、うち来ない?って言われる可能性が高くなると思います。

あと、これは正直言わなくていいと思うんですけど、、、今eスポーツ業界って就活生に人気ですが、専門的にeスポーツを学んでる人は別として、大学生とか新卒の切符で必ずしも行く必要はないかな、とも思っていて。どこにでも行ける新卒の切符をここで使わなくても、もっと別の業界を目指してもいいんじゃないかなって思っていたりします。

ばやし:!?

くろま:eスポーツが好きとか、お金のためじゃない、楽しいことをやりたいということであれば、その貴重な新卒の切符を使って会社に入ってみてもいいんじゃないかなって僕は思ってます。就活に関してはどんな道でも、自分がそれを本当にやりたいならいいんじゃないかなって考えてるんです。

ばやし:なるほど。将来性とか、打算で進路を選ぶのは違うよってことですかね?先のことなんて、誰もわかんないですしね!

くろま:ただ、日本が主体となってやってるeスポーツ案件ってあんまりないじゃないですか。今人気のタイトルも、本国があってのリージョンとしての日本、アジアがあったり。日本が本国になって、日本主体で全世界すべての国が動くようなゲームって今あんまりないですよね。そういった意味ではeスポーツ業界ってクライアントからお金をいただいたうえで、その予算の中で番組を作ってて、その予算の内、人件費から僕たちの給与が支払われるわけで。そうなると人件費って、いろんな費用があるなかでそんなに高く見積もりを出せるわけでもないので、給与は上げにくいという現実も、、、

ばやし:めっちゃリアルな話ですね・・!笑

くろま:
めっちゃ給与いいところもありますけどね!
ただ、給与がいいってことは、その分案件をたくさん受けていたり、その分責任が重い案件受けていたり、厳しい一面もあると思うんです。
とにかく、本当に自分がやりたいのかとか、見つめなおしたうえで、将来を考えてほしいかなって思いますね。ちょっとネガティブなことも言いましたけど。

ばやし:就職がきびしかったとしても、eスポーツの大会って土日にあることが多いから、ひょっとしたら副業として関わるってのもありですよね?

くろま:それこそ、僕が関わっている企業でも、平日サラリーマンしてる方が、土日はアルバイトとして毎週案件に入ってたりします!いつ休んでるの?って思いますけど笑 

ばやし:eスポーツが好きだからこそ、苦痛じゃないんですかね💡
ちなみに、くろまさんは今までフリーランスとして活動してきたと思うんですけど、このタイミングで就職した背景にはどんな思いや考えがあったんですか?

くろま:実は、スタジオを個人で立ち上げようと思っているんです。でも、色々調べていくなかで全然知識が足りないなと気づいて。
スタジオを運営するためにはイベントを誘致することが必要で。イベントを誘致するためには、イベントのプロデューススキルが必要で。どういう営業、企画をしていかなきゃいけないのかとか、フリーランスとして今までもやってきましたが、どうしても結局自分が好きな案件とか、自分に声がかかった案件中心になりがちなんです。それだけだと知識が足りないって思ったので、声かけていただいた会社で数年間は修業させていただきたいと思ってます。

ばやし:会社設立、独立を視野に入れてるんですね!

くろま:難しいと思うんですけどね笑 スタジオとか1番難しいと思ってて・・

ばやし:たしかにうち(e-create space)も大変です笑

一同:(笑)

くろま:知り合いがeスポカフェみたいなの作ったんですけど、その人も他の会社さんもなかなか利益を出すのは難しいとおっしゃってて。
スタジオまるまるレンタルとか、時間貸しをして、その日の建物代、光熱費を回収するのは難しいですよね~。
機材やパソコンも安くないなかで、売上から減価償却していかないといけなくて。話聞く限り難しいなと感じますね。笑

ばやし:でもその計画のために頑張ってるわけですよね!すごいです!!
ごりさんはeスポーツ業界での就職ってどう思いますか?

ごり:僕は就活って形は考えていないですね。ちなみに現在進行形で大学にもほぼ行ってないです・・笑 周りの人からは「eスポーツ以外の場所行った方がいいんじゃない?」って言われることも多くて。親や知り合い、友達からもいろいろ言われますけど、僕はそもそも学校に行くよりも楽しいものを見つけたって開き直ってるんです。笑 僕は楽しさをとったんです。
実際どういう風にeスポーツ業界に入っていこうかって考えた時に、eスポーツの専門学校に行けば、学校からいろんなところにつないでもらったり、大会やったりできるなかで出会いがあって人脈ができていくのが一般的だと思うんですけど、それをできない人(周りに業界関係者いないパターン)はほんとに難しいと思うんですよ。

ばやし:それはほんとそうですね。

ごり:それこそ新卒のカードを、違う業界に行かざるを得ないと思っていて。イベントや配信に関わる技術会社さんとか、直接eスポーツ関係ない所で働いて技術を身に着けたり、営業とか経験すれば、イベントプロデューサーに近づけたり。もう少しeスポーツとの関わり方を考える時間を使ってもいいんじゃないかなと思ってます。2、3年別のこと経験して、どのくらい稼げる人間になってる必要があるかとか検討したうえで「楽しいことしたい、eスポーツやりたい」って思えば、どっぷりeスポーツやればいいし。

もちろん新卒からとりあえず応募する、チャレンジするのはタダなので、やりたいことがあれば、チャレンジしてもいいと思っています。僕も求人を見つけて、たまたま応募したら関われたので、きっかけつかむために応募してみるのもありだと思います。
もちろん、それで縁がなかったケースもあると思うんですけど、それなら空いた時間を使って違う仕事を経験したり、いっそのこと自分で大会開いちゃって、くろまさんみたいに逆に声をかけてもらえる人間になるっていうやり方もありだと思いますしね。

ばやし:自分自身も楽しいって大事ですね。人が楽しい瞬間を切り取るのがオブザーバーだから、自分が楽しめないとできないですよね!

次回は、eスポーツが好き。でも、何をしたらいいかわからない場合、どうしたらいいの?についておふたりに聞いてみたいと思います!!

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