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主体性ってなんだろう

こんにちは!EISです!
突然ですが、皆さん!主体性って何だと思いますか?
自ら進んで物事に取り組むこと?
積極的に会話に参加すること?

近年、よく聞く主体性という言葉
似た言葉に自主性というのもありますが…
なんとなくこうだと思ってはいるが、
説明するとなると…難しい…


そんな主体性・自主性とはいったい何なのか
今回は、見ていきたいと思います!




1.主体性とは

行動する際、自分の意志や判断に基づいていて自覚的であること。
また、そういう態度や性格をいう。

 主体性とはーコトバンク

インターネットで主体性の意味を調べてみるとこのように出てきました。
私たちが普段持っているふんわりとした「主体性」のイメージは
これに近いものだと思います。

しかし、「具体的に主体性のある行動とは何か」と聞かれれば、
すぐに「こういうこと」と言葉に出せる人は少ないのではないでしょうか?

では、逆に主体性がない状態について考えてみましょう


主体性を理解するために、
まずは主体性がない状況を考えてみよう

私たちが持っている主体性のイメージから
かけ離れた行動を想像してみましょう

例えばどんなのがあるでしょうか?

  • 指示を待ってばかりで動かない

  • いわれたことだけする

  • 物事に対して、消極的である(他人任せ)

これらは私たちの思う「主体性」とは程遠い状態であるといえるでしょう。
では、これを主体性がないとしましょう。
いま例に挙げたこれらの共通点を考えてみます。

共通点
例を見てみると、共通点としてこれらが挙げられます。

  • 自分から行動していない

  • 自分の頭で考えていない

つまり、これが主体性がない状態であるといえるでしょう。

では、主体性がある状態というのはこの逆を考えればよいので、

主体性がある状態とは
自ら考え、行動する
ということになります。


2.主体性があると何ができるの?

「主体性をもって行動しなさい」などと
最近は主体性という言葉が重要視されていますが、
主体性は私たちに何をもたらしてくれるのでしょうか?

まず、主体性があるということは
自ら考え、行動する習慣があるということです。

この習慣は、一体どのように役立つのでしょうか?

この習慣を詳しくみてみると
自分で考え行動するという
行為の中には
物事を決定するという
プロセスが含まれています。
また、物事を決定するためには
その前提となる知識が必要です。
その知識を得るためにはあらゆる手段で
調べなければ、目的を達成出来ません。

つまり、主体性があるということは
自ら物事を決定できるということでもあるのです。

普段から何かを決断する習慣のない人に
いきなり選択を迫っても、多くの人はすぐに答えることはできないでしょう。

いままで決められたことをしていれば良い
その決められたことを決定している人がいることに気付き、自分がその立場にいると自覚したとき、初めて主体性があるといわれる状態になり得るのではないでしょうか?


3.学校における主体性

個人における主体性というもの
を見てきましたが、
学校における主体性は一体何なのか
を見ていきたいと思います

現在の一般的な授業は受動的で、これでは主体性があるとは言えません。
宿題はどうでしょう?
先生から出されたものをやるという意味では、主体的ではありません。

これらは、確かに行動はできていますが、
自ら決定するというプロセスを通っていません。

例えば、宿題の中でも自由研究(テーマを自分で決める)
授業の中でも、反転授業(事前に得た知識を基にアウトプットする)
これは主体性のあるものだと言って良いでしょう。
なぜなら、どれも生徒が自身で決定する機会が存在するからです。


4.主体性って具体的にどんな能力がある?

主体性があることによって得られる能力は
調べる力が増す。これが1つでしょう。
先述したように、物事を決定する時はその知識がないといけません。そうすると必然的に調べることが習慣づいていき、その力が増します。

たとえば、インターネットで検索する時を
考えてみましょう。
最近は物事を調べるのに便利な検索エンジンを中高生は多く使用しています。
しかし、検索するキーワードによって得られる情報は異なります。自分が知りたい情報にどんなキーワードならたどり着けるか考える
これは調べるに当たって重要な要素の1つです。何回も繰り返していけば、この能力は自然と身に付くことでしょう。


5.主体性がないのは悪いこと?

主体性について書いてきましたが、
主体性がない=悪いこと なのでしょうか?

これは、その場の状況に依存し、一概に悪いことだとは言えません。

では、これまで主体性を持つことのメリットを話してきましたが
すべて主体的に行動して、自ら決定しなければいけないのか?

常に主体性をもって取り組むことは、非常に大変です。
慣れていないと、とてもエネルギーを使い疲れてしまいます。

すべてを自分で決める必要はなく、宿題のようなあらかじめ決まっている
物事を自主的に行うことも主体性と同様に大切です。


主体性と自主性

ここで簡単に主体性と自主性の違いについて簡単に触れてみましょう。

主体性と自主性は

物事を決めるのが自分であるか他者であるか

(先ほどの学校で出された宿題なんかは、実は自主性にあたりますね)

という違いがあります。


先ほどは「一概に悪いことではない」と言いましたが、
他者が決めた物事ばかり行うこと
また、自分が決めた物事ばかり行うこと
双方ともに、考える習慣が身につかなかったり、
心身ともに疲労してしまったりと
あまり良くない状態であるといえるでしょう

物事を決めるのは自分だけでなく、もちろん他者も同様です。
(他の人から見たら、あなたも”他者”ですからね)
主体性と自主性 2つのバランスを取ることが重要です。


成長する主体性

主体性というのは勝手に成長していくものではありません。
様々なことに触れて、挑戦する
初めは、他者から与えられた機会だとしても
それはきっかけにすぎず
自身の意思で継続すれば、それは立派な主体性だと思います。


まとめ


・主体性とは自分で考えて行動すること

・この習慣が身につくと、物事を自分で決めることがより身近になる

・調べる力(検索力)が身についたり、増したりする

・主体性と自主性のバランスが大切


最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

今回は、高校生活で感じた自分の経験を基に
主体性とは何なのかを言語化してみました!

学校でも主体性というワードは何度かでていて、ふわふわしたイメージしか持っていなくて気になっていたので
自分にとって主体性とは何なのかを考える良い機会になりました!

あなたの考えや読んだ感想をコメントしてくれると、参考になります!


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