ああもう冬が始まるなあって思う瞬間を並べてみた

今日は柿が届いた。

奈良に住んでいた頃の小学校の同級生のおうちが柿農家さんで。母が以前そこで収穫期にお手伝いをしたことがあったつながりで、今でも仲良くしているらしく、毎年この時期になると、母からその柿農家さんの柿が届くのです。

これがとても立派な富有柿で、会社のチームメンバーや上司に配るのが毎年の恒例行事になっていて、この柿が届くと「ああもう冬が始まるなあ」と思ったりするのです。

季節はいつも、バタバタと日々を過ごしている間に気づかぬうちに次の季節へと移ろっていたりもするのだけれど、ふと「あ、季節が変わった」って感じることがあって。

冬は例えば、

自動販売機にホットのコーナーが登場したり、
いつもアイスコーヒーを飲む人が、ホットコーヒーになっていたり

トイレで手を洗うときに水じゃなくてお湯になってたり、
あと便座もあったかくなったりね

あとは、そうだなあ
空気が乾いた感じがするなあとか、
くちびるがかっさかさでリップ買わなきゃって思ったりとか、
秋に着ていた上着じゃ寒いなあって家を出た瞬間に思った時とか、
手袋ほしいなって思った時とか

あとなんだろうね、冬だなあって思う時。

今年はまだだけど、もうすぐしたら
吐く息が白いことに気づいたり。

みなさんはどんなときに冬を感じてるんだろうなあ。きっと地域によっても違うのだろうね。雪虫が飛んだ、とか。

季節が変わる時期になると毎度思うことではあるけれども、せっかく四季のある国に住んでいるから、季節の移ろいに気づいてそれを楽しめる人でありたいな、と思う。どれだけ忙しくても、その余白はどこかに持っていたいなって、そう思っている。