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なぜルクセンブルクなのか?

なぜパリとかロンドンではなくてルクセンブルクなの?

とのご質問を頂きましたのでお答えしようと思います。

正直申し上げますと。。。。実は。。。。。

あえて選んだ訳ではないのです。
たまたまルクセンブルクに来てそのまま居座ることになってしまったのです。

最初はもちろん主要都市に憧れいたのですよー。
まずは、アメリカでした。

ですが、20代にフランス人のお友達と知り合って、ベビーシッター・プログラムを紹介してくれたので、「これぞ日本脱出のチャンス!」と思いとりあえず行ってみることにしました。学生ビザで入って、昼間は語学スクール。残りの時間はベビーシッターをしながらフランスの家庭に住み込み。いわゆる留学生と違ってほとんど自由な時間はありませんでしたが、食に困ることはなく安全性の面からも良いお話だったのです。

海外で、映画に出て来るようなバリバリのキャリア・ウーマンに憧れていた時期でしたので、フランスで就活を試みました。でも、全然ダメ。言葉の壁もありましたが、そもそも就職ビザが出るほどの専門生がない。まあ20代じゃ無理ですね。。。

そうこうしていたら、ある日突然新聞広告に求人を見つけました。ルクセンブルクにある日本の銀行。条件は「日本人」であることだけ。銀行業務なんてクレジットもデビットも何にも知りませんでしたのでダメ元で応募しました。

そしたら、何故か「是非お会いしたい」っと!(*_*)

っえ、ルクセンブルクってどこ?
え〜、ひとつの国なのですか???

って、ここで初めてルクセンブルクとの出会い。
(それまでは、小学生時代の教科書に1ページだけベネルクスと一国してサラーっと通り過ぎただけ)

っということで、ルクセンブルクまで面接に行って来ました。
そしたら「是非来て頂きたい!!」って。

っえ、私でいいんですか?
何もわかりませんよ。本当にいいんですか?😲

でも、是非是非。っということで、最初の数ヶ月はStudioを支給して頂きお給料も前払いして頂き晴れてルクセンブルクへ。

でも、その頃は、「よし、とりあえずは海外勤務実現。数年したら、ニューヨークとかロンドンに飛び立つぞー」って思っていた訳です。

ですが。。。

人生の方向転換となる出来事が、ルクセンブルクについて3日目、初めての週末におこったのですね〜。でも当時は本人知るよしもなく。

このタイミングで旦那さんに会ってしまったわけです。

いえ、恋に落ちてしまったとかいうわけではないですよ。

モーゼル川沿いのBBQに社長さんが招待されていて私も連れて行ってくれたのですね。ルクセンブルクの日本食レストラン主催のなのですが、メンバーは日本人ばかり。そこにポツンとルクセンブルク人が一人いたわけです。最初はみんな気をつかってお話してあげていてもやっぱり盛り上がって来ると忘れてしまうのですよ。。。

ですので、ひとりでつまらなそうにしていた彼。

私が話しかけてあげたら、しかもフランス語で。
そのせいか、すごーく気にいられてしまったのです。

私としては、ルクセンブルクに来たばっかり。
現地の人を知っていて絶対に損はありませんよねー。
っという魂胆から、時々お食事などに行ったりして、お友達に。

それから5年を経て、結婚することになりました〜❤️

っということで、この瞬間から大都市への移住の道は絶たれ、(一生)ルクセンブルク居住の運命となったのですね。

でもですね、長く住むとルクセンブルクの良さもわかって来ました。

来た当時は若かったこともあり、つまらないイメージがありましたが、歳をとるにつれて、住みやすさ、治安のよさ、生活レベルのよさなど、ルクセンブルクの素晴らしさをありがたく思えるようになりました。ですので、これからももちろんルクセンブルクに住んで、その良さを日本の皆様にお伝えして行ければと思います。

Esmy





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