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「理想の相手」は錯覚なのです

松原靖樹コラムから秘書がピックする今日のイチオシ。本日は
ラブがたりより『「理想の相手」は錯覚なのです』です。


理想のタイプを間違うことはよくある・・・・というか、ほとんどそうみたいです。

よく、好きなタイプと付き合うタイプは違うという話があるけども、
というか、ほとんど全くそういうケースなんだけど、
そのぐらい理想のタイプはいないというか、幻想というか、ファンタジーというか、妄想というか。

まだ彼氏・彼女がいないときに、よく
「どんな人と付き合いたいの?タイプ?」
という、それは聞かない方がいいでしょ質問をすることがあります。

周りを見渡しても、そういうタイプの人と一緒になることってないですよね。

その人が付き合いはじめたときに「え?(いいのそれで!?)」みたいなケースはよくあります。

理想のほとんどは欲求で、
欲求のほとんどは現実にあることとほとんど一致しません。

ないものを欲しがるのが欲求のベースだから。

これは、ほんと頭のいい人や、人間的魅力にあふれた人でも間違ってしまうなかなか手ごわいジャンルのできごとです。


同じように夫婦関係というのもあって、理想の夫婦関係も、多くは幻想です。

こういういい関係にしようとか、
あまりやらない方がいいのは「こういう時はこうしよう。約束だ」とか、
自分の欲求や理想ありきで、関係性を縛ってしまうことがあります。

ルールを守れなければ理想の関係は無理です、みたいな。


同じことは会社経営でも言えて、
理想の会社作りを理念という名のもとに落とし込みをして、
そこからプログラムを組んで順序立ててやろうとする会社がたくさんありますが、そんなのはやっても無駄。


理想の夫婦関係も、理念の会社も
そして理想の彼氏・彼女がほしい場合も、
その理想自体が、屈折した欲求からはじまっているということが本当によくあります。


スタートラインが間違った方向を向いているので、ゴールも当然間違えます。

というかたどり着かないことの方が圧倒的に多い。

自由な発想と無責任な意見は違うのだよ。

じゃあ正しい理想の立て方は・・・・なんてものは全然なくって、
あるのは現実目の前の物事だけ。

はっきりといいますが、現実目の前の物事に取り組むことができる人だけが、明日を創ることができる人です。


今1人でいるのなら、1人の時間をどううまく過ごすことができるか。

今誰かと一緒にいるのなら、その関係性の中で自分がいろいろと試行錯誤してベストを探せるか。

今会社に属しているのなら、その会社で自分ができる貢献は何かを考え続けること。


おぉ、簡単である。

あのですね、控え目に見ても、
今を輝いて生きている人は、人から注目されるし好かれる人です。

もうひとつ、
今を輝いて生きているということは、相手がどうとか不足している物が何とか関係してこないということです。

外の世界の中の自分の人生じゃなくて、自分の中の自分の人生生きてるって感じ。

理想は錯覚です。
「これが良い」と思いたいだけです。

理想はやめて、今目の前の自分に関わるエトセトラが
ほとんど素晴らしいものだとしたら、もうそれで幸せです。

(理想の)彼氏・彼女がいないことの不幸を嘆いている人は、
誰かと付き合っても、何かが違うことに嘆いているだろうし、
結婚しても、こんなはずじゃなかった人生を過ごしているはずです。

つまり、何をやっても、いつもうまくいかない。

1人でいたことや、理想の相手じゃなかったこと、結婚生活が違うことがダメなんじゃなくて
自分の捉え方、受け取り方、取り組み方、考え方に問題があるということです。



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