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家づくりにおけるママの理想的なキッチンとは


それは、

「キッチンから人の動きが全て把握できる家」

私が掲げた家づくりの一大テーマ。

誰がどこの部屋にいて何をしているのか。

お庭で何をして遊んでいるのか。

全てキッチンから見守れる。

ママにとってキッチンが司令室なのです。


1、ママにとってのキッチンとは

ママにとってキッチンは自分の居場所。

家を建てると決めた時、一番に重要視したのはキッチンの位置でした。


一日中と言っていいほどママはキッチンにいますよね。

料理するときだけに限らず、食器を片付けたり毎食のメニューを考えたり。

家計簿つけるときはキッチン近くのダイニングテーブルではありませんか?


2、キッチンで集中できない理由とは

それなのに子供たちは容赦なく呼び出します。

 子「ママこれみて〜」

 母「これって何〜?」

 子「これだよ〜ロボットできた〜」

 母「持ってきて〜見せて〜」

 子「ママがきて〜」

 母「・・・はいはい。」

結局ママが動いて見に行く事に。

しばらくすると、

 子「ママ〜お外で遊びたい〜」

 母「ちょっと待ってね、今食器片付けてるから〜」

 子「え〜まだ〜?早く行きたい〜」

 母「もう少し待ってて〜」

 子「先に行ってていい?」

 母「お外は一人じゃ危ないからもう少し待ってて〜」

・・・グダグダグダ。


母親なら一度は経験するやりとり。

これがすごい嫌でした。

ぜーんぶキッチンから把握できたらいいのに。


3、理想のキッチンとは

だからキッチンの位置は重要でした。

「キッチンにいるだけで全てを把握できる間取り」

私の希望はこれにつきました。

もちろん土地の形状、キッチンの大きさによって全てが思い通りにはいかない事もあると思います。


4、理想のキッチンにするために

でも、実情、設計者さんにとってキッチンの位置はそれほど重要視していないのかも。

なぜかって?

設計者さん、もしくは担当者さんはお外に出てお仕事してるほとんど家にいない方だから。

 家にいる時間が長いのは誰ですか?

 子供と長い時間いるのは誰ですか?


そう。ママです。

いくら働き方が変わってきたからとはいえ、上記の答えは「ママ」が圧倒的ですよね。

だから諦めないで要望を出しました。

主人にも何度も何度もキッチンの重要性、こだわりを伝えました。

何度も何度も妄想して妄想の中で生活してみました。


おかげでキッチン中心の家ができました。

キッチンからお庭も見える、2階にいる人とも話ができる。食器洗いながら料理しながらリビングの様子をチェックできる。

子供が兄弟げんかをしている過程、原因もバッチリ把握できます(笑)


キッチンが中心だとママが常に見えるので子供も安心なんですよ。


5、ママ目線の家づくりには欠かせないこと

家づくりには妄想力が必須です。

 ・家でのあなたの動きを想像してみてください。

 ・毎日の家事で不便なところに目を向けてください。

 ・子供たちが帰ってきてからの動きを想像してください。

 ・家事や育児にかける負担を軽くできる方法を考えてみてください。

あなただけの理想の間取りが見つかるはずです。


6、具体的な理想が見えてきたら絶対やるべきこと

想像できたら諦めずに担当者に話してください。

素人だからバカにされるんじゃないかと思っていませんか?

私も設計に関してはど素人です。だからいいんです。

設計のプロには気付かない、気付けない点がいっぱいあるんです。

ましてや子育てしているママの考え方なんて目から鱗です。きっと(笑)


話してみて、「方角的に」「面積的に」「家の強度的に」など専門知識とすり合わせて実現できなければそれはそれで諦められます。

とにかく話す。理想を語ってみる。

一生に一度かもしれない家づくり。

絶対後悔だけはしないでください。


・・・って言っても、住んでみてああしとけば、こうしとけばってことは出てきますけどね(笑)

「思ってたのに言わなかった」で後悔はしないでくださいね。


理想の家づくり、応援してます。


私のこだわりはキッチンだけではないので、その他についてはまた書きます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。



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