自分のボキャブラリーは実は多い!

文章を書いていて、言葉の選び方、表現方法に困ることがある。

そこで手を動かすのを止めてしまったら、何も始まらない。

そんな時実践するのが、とにかく関連する言葉、言い回し、言い換えなどを思い付くままに書き記していくことである。

これはブレインダンプと呼ばれる。

コピーライターも使っている言葉の発掘法である。

これをしてみると、自分のボキャブラリーが少なかったのではなく、言葉を出すための粘りが足りなかったのだと気付く。

ブレインダンプとは、ブレイン(脳)の中の情報をダンプ(表示)すること。

イメージとしては、ダンプカーが運んできた土や砂利をまとめて、ザーッと出すように、脳の中に入っている情報を全て出し尽くす。

やり方は簡単。

ペンと大きめのノートを用意したら、あとはテーマを設定し、関連する単語を思い付くままに書き出していくだけ。

記すべき言葉は全て脳の中に収まっているいるので、参考書や資料は一切必要ない。

例えば、ラブレターを書くために、「好きな人の好きなところ」を書き出すというテーマを設定したとする。

顔が好き、笑顔が弾けている、賢い、何を聞いても答えてくれる、相談に乗ってくれる、などなど。

いずれにしろ、ブレイン(脳)の中に入っている言葉を書いて、書いて、書いて、全部ダンプ(表示)する。

ノートの余白は、言葉の羅列によって塗りつぶされ、意外なほど豊富だった自分のボキャブラリーに驚くだろう。

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