外見を気にしない方がお得なのか?

ポジティブ・ボディイメージは、自分の外見への否定的なイメージを改善する効果が示されている。

ボディイメージは、自分の見た目をどう考えているかを表す心理用語で、「私は太りすぎたな、シワが増えたな」といった感覚に悩んだり、体型改善のために過度のダイエットをしたりと、そのような行動が多い人はボディイメージが悪いとみなされる。

その影響はとても大きく、放置すると次のような複数の問題が起きる。

①太りやすくなる


自分の見た目を嫌う人は、4年後に体重が増える確率が2.5倍にもなる。

理由は明確でないものの、否定的なボディイメージのせいでストレスホルモンが増え、食べ過ぎが引き起こされたのが原因と考えられる。

②困難に弱くなる


自分の見た目の嫌なところを受容できない人は、日々のトラブルに弱く、摂食障害が起きやすい。

逆に見た目の欠点にOKが出せる人は、人生の困難に強く、楽観的な傾向がある。

自分の外見を嫌になってしまうレベルでなくとも、無意識の外見チェックや自撮り写真の加工などは、多くの人に心当たりがあるはず。

事態がこじれる前に、定期的なメンテナンスをしたい。

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