リファレンスチェックを知っているだろうか?
リファレンスチェックとは、応募者の以前の上司や同僚に対して、応募者の経歴や人柄を問い合わせることを指す。
確認する内容としては、在職時の仕事内容や成果、勤務態度、退職理由などが一般的。
意外に思われるかもしれないが、入社後何らかの問題を起こす社員の多くは、面接での好感度が得てして高い。
彼らは面接の場で、「何でもやります。御社の商品には強い思い入れがあって・・・」とアピールするが、入社後、成果も上げないうちに豹変し、「この会社はおかしい」と社内攪乱を始める。
まさに、腐ったミカンという言葉が示す通り、問題となる社員は、仕事ができない理由を会社や上司など周囲の環境のせいにし、まともな社員をネガティブな感情で巻き込んでいく。
もちろん、どんな環境であっても仕事を進めていくうえで不満な要素の一つや二つはあるもの。
しかし問題社員はそれを自らの内に止めておくことなく、周囲の社員に「この会社はおかしい。みんなも疑問に思うべき」などと日常的に不満を漏らし、不安感をまき散らすことが問題である。
問題社員はどこへ行っても同様の問題を起こしている。
解雇が難しい以上、前勤務先への問い合わせはリスクヘッジとして欠かせないし、そのような問い合わせを受けた側の企業も、ありのままを伝えた方が被害会社を増やさないであろう。
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