ジャグリングをしたことはあるだろうか?

ジャグリングとは、3つ以上のボールをお手玉のように扱う。

実はジャグリングは、脳を鍛えるトレーニングになる。

何かを記憶するためには、もちろん脳を使う。

その脳は左右に分かれていて、それぞれ知覚に違いがある。

その左右の脳を脳梁という神経繊維がつないで情報が行き来している。

記憶の上達のためには、この左右の脳をどちらもバランスよく使っていく必要がある。

例えば、覚えるものが文字情報であれば、それをイメージに変えるといった作業がそれにあたる。

そして、右手は左の脳と、左手は右の脳につながっている。

事実だが、ジャグリングは左右両手を使うため、左右の脳の情報伝達トレーニングになる。

科学的にも実際ジャグリングの練習を数カ月続けることにより、脳の灰白質という部位が増加することがわかっている。

これは、脳細胞間の情報伝達が増加している証拠。

まずは、最初1個のボールで練習をスタートしてみる。

それがスムーズにできるようになったら、ボールを2個に増やして練習をする。

それもスムーズにいくようになったところで、ボールを3個に増やす。

ところが、2個から3個に増やした途端に難しくなる。

でも練習を繰り返すうちに、徐々にスムーズに3個のボールを扱えるようになる。

その時、脳の神経回路が発達したのだと実感する。

楽器を演奏するのも両手を使うということから、これと同じ理屈で左右の脳のバランスをとるのに役立つと言われている。

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