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Weekly HRTech #5(21/10/24~21/10/30)

2021年10月24日から10月30日にかけて発表された国内HR Tech関連のニュースは16件、内訳は以下の通りです。

①サービスのローンチ・新機能 5件
②業務提携 1件
③実績・導入実績 3件
➃資金調達・M&A・上場 0件
➄調査 5件
⑥その他 2件

今週のPICK UP

今週はPICK UPはいったんおやすみです
時間が有れば追記します!(「行けたら行く」くらい信用ない言葉)


①サービスのローンチ・新機能 5件

約1万人の大学生が利用するAIキャリアマッチングシステム「MiRAVEL」を提供する株式会社MoreVision、「Waseda Collection」を運営する学生団体わせプロとの提携を開始

株式会社MoreVision及び学生団体わせプロは、それぞれの掲げる「就活の効率化」「『輝くワセジョ』の魅力の発信」を推進するため、提携を開始。

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「MiRAVEL」ではコストサイエンスと共同開発した企業分析特化型の AI「AiMi」を用いて、求職者と求人企業とのマッチングを効率化する。膨大な企業情報を AIが分析し可視化することで、求職者の能動的なキャリア選択をサポートする。


ヒトがヒトを惹きつける、"ロールモデル型採用"のLiferary|サービスを正式ローンチ

Scenario株式会社は、"キャリア意欲層"と成長企業に向けた中途採用のダイレクトリクルーティングサービス"Liferary"を提供開始。

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Liferaryでは、求職者はロールモデルの経歴・価値観を検索条件として、「自分の理想に近いキャリアを歩む人がいる環境」という観点から検索を行うため、社名・サービス名の知名度だけでなく、ロールモデルとして登録される「自社メンバー」や会社の「キャリア形成の場」の魅力を訴求できる。


【爆速採用】【人となりの見える採用】Twitterに特化した人材マッチングサービス「kitene」(キテネ)がサービスを開始!フリーランス・副業人材・インターン志望者などにリアルタイム訴求!

シースリーレーヴ株式会社は、Twitterに特化したビジネス人材のマッチングサービス「kitene」の提供をスタートしました。

企業や依頼主は、Twitterを経由して「kitene」のページ上で人材を募集するだけで、リアルタイムでTwitterユーザーに訴求、拡散ができる。関心のあるワーカーがTwitterを経由して応募すると、「kitene」でダイレクトにやり取りして採用まで行える。


サスティナブルな社会を実現する企業を掲載する採用プラットフォーム「JobNS(ジョブネス)」をリリース

Future'I'Mark株式会社がサスティナブルな社会を実現する企業を掲載する採用プラットフォーム「JobNS」の提供を開始。

JobNSは、人々の個性である「LGBTQIA+」「ジェンダー」「シングルペアレント」「身体障がい者」「外国人」「相対的貧困」などの人々に向けた、運用型の採用メディア媒体。企業は募集やブログを投稿することができ、SDGsを中心とした、企業側の働き方に対する取り組みについて効率的にPRすることができる。


D&Iを推進する採用マッチングプラットフォーム「Sangoport(サンゴポート)」正式リリース

株式会社SAKURUGは、D&Iを推進する採用マッチングプラットフォーム「Sangoport」を正式リリース。

転職エージェントとして企業と求職者のマッチングのサポートを行う。採用面だけでなく、組織づくりでもD&Iの推進をサポートしたいとの想いからSAKURUGで行っているSDGs、D&Iの社内研修プログラムを無料公開する。


②業務提携 1件

ベネフィット・ワン SmartHRとHRTech領域で協業  「ベネワン・プラットフォーム」と「SmartHR」のデータ連携を10月開始

株式会社ベネフィット・ワンは、株式会社SmartHRと協業し、「ベネワン・プラットフォーム」と「SmartHR」のAPI連携を通じた人事・総務部の業務効率化支援を開始。

両社は協業することで、「SmartHR」で登録された従業員データを「ベネワン・プラットフォーム」に直接連携することが可能となり、データの入れ直しや、照合等のデータ登録業務による人事部門の業務負荷を軽減る。また、ベネフィット・ワンが提供する会員制福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」や、健康ポータルサービスにも従業員データを紐づけることで、人事・総務など担当部署の管理がより簡便になる。


③実績・導入実績 3件

人材育成の優先順位を可視化する人材発掘サービス「KANAME」、サービス開始から約2ヶ月で導入企業社数100社を突破!

株式会社ITSUDATSUの提供する、人材育成の優先順位を可視化する人材発掘サービス「KANAME」の導入企業社数が、サービス開始から約2カ月で100社を突破した。

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「KANAME」は、最優先で育成すべき自律人材を見極め、人材育成の優先順位を可視化するサービス。過去300社8万人の回答データのアルゴリズムをもとに、社内3%〜5%の成長しやすい人、変わりやすい人を発掘し、分析する事が可能。


不採用になった経験を活かせる新卒向け就活サービス「ABABA」のスカウト総送信数が5000通を突破しました!

ABABAは「採用したかったけど、無理だった…。」「優秀な子だったけど、うちには合わないな…。でもあの企業さんになら絶対マッチしそう!」という自社の最終面接まで進んだ就活生を企業間で推薦しあい、他社の最終面接まで進んだ学生をスカウトできる成果報酬型のダイレクトリクルーティングサービス。


[20代専門]転職サイト「Re就活」が、「20代が選ぶ、20代向け転職サイト」3年連続No.1を獲得!

株式会社学情の運営する[20代専門]転職サイト「Re就活」が、「20代が選ぶ、20代向け転職サイトNo.1」を獲得。

Re就活は、4~7年の社会人経験を積んだヤングキャリア、既卒・第二新卒をメインターゲットにした、日本で唯一の[20代専門]転職サイト。登録会員180万名のうち92.5%が20代であり、20代が求めるOne to Oneコミュニケーションを実現する「スカウトメール」機能で、20代の若手人材を求める優良企業と、意欲の高い若手人材のマッチングをサポートする。


➃資金調達・M&A・上場 0件

➄調査 5件

【2023年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】9月時点でインターンシップ参加割合は約7割。オンラインでの参加が拡大

株式会社リクルートの研究機関・就職みらい研究所が「2023年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」を実施。2023年卒学生について、以下の特徴が明らかになった。

・インターンシップ・1day仕事体験に参加した学生は全体の68.4%
・インターンシップ・1day仕事体験への平均参加件数は、Webが4.58件、対面が0.72件
・Web・対面どちらの実施形態も、前年に比べ満足度が上昇
・インターンシップに対して不安に感じるのは、「選考に繋がるのか不明確な点」など


22卒の就活費用、調査以来最低の61,212円。コロナ前の半分に

株式会社ディスコは、2022年3月卒業予定の大学4年生を対象に、10月1日時点での就職活動に関する調査を実施。以下の特徴が明らかになった。

10月1日現在の内定状況
・内定率は88.4%。前年同期実績(88.6%)を僅かに下回った
・就職活動終了者は全体の85.7%。文系が理系を上回る

中小企業への選考応募状況
・中小企業の「面接試験を受けた」経験をもつ学生は57.4%。平均社数は3.1社
・中小企業を受けた理由は「会社の雰囲気がよい」38.0%、「やりたい仕事に就ける」37.3%

内定式・内定後のフォロー
・内定式があった学生は67.3%。コロナ前(2020年卒、75.1%)に比べ7.8ポイント減少
・企業に望むフォローの頻度は「1カ月に1回程度」が最多。文理で差は見られなかった。


「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」を発表 10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生は前年比3.8pt増加の83.6%

株式会社マイナビが、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(2,974名)を対象に実施した「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」の結果を発表。以下の特徴が明らかになった。

・10月時点でインターンシップ・1day仕事体験に参加した学生は前年比3.8pt増加の83.6%
・参加経験のない人の約4割が「時間の余裕がない」と回答
・5人に1人が「地元企業のインターン・1day仕事体験に参加したい」と回答
・インターンシップに参加し「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」学生は53.7%で前年比16.4pt増加


ウォンテッドリー、コロナ禍の転職と副業に関する調査結果を発表

ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社が、コロナ禍の転職と副業に関する調査結果を発表。以下の特徴が明らかになった。

・転職重視項目において、コロナショック前後でもやりがいTOPは不変
・年収が増えるにつれて転職において仕事内容のやりがい、給与水準、優秀な同僚を重視
・コロナ禍転職者が転職を考え始めた理由1位はスキルに関する意識の変化(38%)、次点で働き方に関する意識の変化(35%)という結果に
・転職回数が増えると、転職において給与水準を重視する傾向に
・副業の実施状況について。副業をやりたくない人は3%のみ
・年齢を重ねるにつれて、副業を現在行っている人の割合が増大
・副業を現在行っている人の割合は年収700万円代が50%と最多。次点が年収300万以下の48%という結果に
・副業において最も重視する項目について。自己成長性がトップ


<採用担当者にアンケート> 77%が「即戦力採用の難度が高まった」と回答

Visionalグループの株式会社ビズリーチが運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は企業の採用担当者を対象に中途採用に関するアンケートを実施。以下の特徴が明らかになった。

・77.1%が、3年前より即戦力採用の難度が高まっていると実感。そのポジションに「ITエンジニア」「管理職・マネージャー」
・即戦力採用と相性の良い採用手法は、「スカウト型求人サイト」が最多
・73.1%の企業が現場と連携して中途採用活動を実施。7割が「現場が携わる前に比べ中途採用はうまくいっている」と回答


⑥その他 2件

キャリアSNSのYOUTRUSTが CHOOSEBASE SHIBUYA内に「ユートラウンジ」を11/1から期間限定OPEN

キャリアSNS「YOUTRUST」を運営する株式会社YOUTRUSTは、株式会社そごう・西武が渋谷に新展開するメディア型OMOストアCHOOSEBASE SHIBUYAとタイアップし、ラウンジスペースがYOUTRUST仕様の「ユートラウンジ」になる。

普段はインターネット上に展開されているYOUTRUSTの世界を、リアルでも体験してもらいたいと考えての施策とのこと。


LAPRAS、新オウンドメディア「LAPRAS BACKBONE」を開設。エンジニアや採用担当者のキャリアを後押し!

LAPRAS株式会社は、新オウンドメディア「LAPRAS BACKBONE」をnote株式会社が運営するメディアプラットフォーム「note」内に開設。本メディアでは、エンジニアや採用担当者の仕事やキャリアに関して役立つ情報を発信。他者のキャリアや考え方を知ることが自分のキャリアづくりの参考になることに注目し、まずは多様なバックグラウンドや経験を持つLAPRAS社員のこれまでのキャリアや、仕事に関する情報を紹介するコンテンツを届ける。


さいごに

個人的に今週はJobNSやSangoportなどD&Iというジャンルにフォーカスした採用サービスが生まれていたのが印象的でした。

個人の価値観のアップデートはもちろん、ビジネス的な合理性としても、HRは人や組織に向き合う業種だからこそ、この世の中の潮流の変化にはちゃんとキャッチアップしないとユーザーの支持を得るサービスを作ることができなくなっていくだろうなと思います。勉強しないとですね

D&Iについては、以下の本が初学者には読みやすかったです。
自分も疑問に思っていた「管理職の女性を30%にするって、女性だけを優遇する逆差別じゃない?」という問いに対する答えが、個人的には特に勉強になりました。

では、また来週!



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