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戦いのその先に

音楽活動では運転をする機会が多くあったが、よくもまあこんなにも過酷な状況での運転を行ってきたものだと感心する。
それは、バンドの移動の時間帯が基本的に深夜であるからだ。

退屈と眠気との戦い!
音楽戦士に休息は不要!
金欠のバンドマンはしっかり昼間に働いてからそのまま移動スタイル!!

しかし、なぜそこまでしてがんばれるかというと、2つ大きな要因がある。
1つ目は、もちろんライブができるということである。これは言うまでもないが、これこそが存在意義といってもいいぐらいだ。
では2つ目は何かというとSAの温泉である。過酷な運転を終えた音楽戦士がまず行きつくところはライブハウスではない。そう、温泉である。

ここからは個人的な感想だが、
SAの温泉は戦士達のオアシスのイメージが強い。周りを見てみてもわかるが、大型のトラック、遠方のナンバープレート、ツーリングのバイク等様々な乗り物がとまっており、仕事、趣味、夢、希望、遊び等様々な思いを背負った者達が集まっている。

そして、みなに共通することは、運転という長く苦しい戦いに打ち勝ち、己の足でその地を踏みしめているということである。

そういった背負いし者達の空気感というのがたまらなくいい。戦いを終えた戦士たちはそんな休息をとる事ができる心と体のオアシスが心からしみるのである。

そして、休息を終えた戦士たちは、各々真の戦いへと赴くのであった。。。

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