懐メロを聴いて思い出したこと
夏休み番組が多くなってきましたね。
私自身はここ最近はテレビはニュース以外はあまり観ないが、何となくつけっぱなしにしていて、n時間音楽番組が流れていた。
懐かしの曲が連続していて、学生時代めちゃくちゃ流れていたなとか、この曲めちゃくちゃ好きな子いたなとか思い出していた。
当然ながら私も聴いていたし、何ならカラオケとかでも歌っていた。
ただちょっと苦い思い出として、恋愛ソング系はその当時から共感はしてなかったのだなと思い当たった。
流行りものを知っておかないと何かと困るし、カラオケに誘われるからには何曲かは歌えないと困るから覚えたんだよなと(笑)
歌う事は好きでなかったけど、断る勇気もないし、無難に過ごそうといった感じだったと思う。
恋愛についての違和感はその当時はすでに持っていて、友達の「この曲(恋愛)にめちゃくちゃ共感する〜」みたいなのは、そう言うものなのかと流し気味だったと思う。
アロマンティックというものを知り、腑に落ちた今だから恋愛を題材としたものへの共感出来ない気持ちとか、分からないだとか、何も思うところがない自分でも大丈夫と、自分の中で言い切れるのだと感じた。
あの頃はとにかく「取り返しのつかない、外れた発言をしないように」ととにかく必死だったと思うし、自分自身がまだ恋愛を経験していないだけだとも思っていた。いざ体験したところで違和感しかなかったが、相手のことを好きになっていないだけと思っていた。
あの頃の自分に、頑張ったところで身につくものでないことを教えてあげたいし、無理をしなくても良いことを伝えたくはなった。
今の私はその当時の友人たちとは疎遠気味だし、何ならカラオケはほとんど行かなくなった。
可能な限り、恋愛に関わる物事から離れられるようになった。
ないものはないと言えるようになっていると思うし、恋愛事から離れられる時の方が、なんだかんだストレスなく過ごせていると思う。
今後も特にカミングアウトしようとは思わない。ただアロマンティックなどについて、話ができる友人が欲しいとここ最近は思うようになってきた。
パートナーとかまではまだ考えられないけど、人はひとりではいきて行けないから、どんな風に人との繋がりを持つのか改めて考えていきたいと思った。まずは自分で自分のことを話してみる体験と、知ってもらってどんな心境になるのかみていきたいと思う。
ゆっくり自分自身と向き合っていきたいと思う。
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