見出し画像

金融知識を得たい ~観た動画と読んだ本のまとめ~

こんにちは。
お金の勉強してますか?僕はしてません。
やった方が良いってことは分かってるものの、後回しにしがちですよね。


しかし最近「そろそろやばいか?」という気持ちが強くなってきたため、
『なにを知れば焦りが消えるか?』『どう勉強するか?』の二項目解消を
目指して、簡単に色々調べようと思います。(調べました)

完全に自分用でただの記録ですが、参考になれば嬉しいです。
内容としては、
✖: このnoteを読めば金融知識が得られる!
○: 「この本と動画でこの知識が分かるのね」が確認できる
です。



早速今回の自分のモチベーションを整理すると、
・自分が金融をどこまで分かってて、どこから理解らないのか知りたい
・個人で無理なくできる範囲の資産運用の知識を押さえたい(特にNISAとか)
・自分に関係しそうな税金とその仕組みを理解したい
といったところです。

ひとまず上記の3項目を理解して、
『引かれる税金と、貯蓄を増やす資産運用を理解しているツヨツヨ人間』
になることを目指します。


①金融って? 株式って?

なにを始めるにも土台からということで、まずは一番最初の
「金融って?」「私どこまで分かってるの?」の解決を目指します。
経済の仕組みは世界共通だろということで、今回は海外の有名そうな動画を何本かさらって知識をまとめたいと思います。


経済(=Transactionの集合体)は3つの要素によって牽引されている
1. productivity growth
2. short term debt cycle
3. long term debt cycle

経済における最大のbuyer&sellerはgoverment(下記の二種類)
・central government: 税金の収集+moneyの消費
・central bank: money&creditsの総量をコントロール(=金利&紙幣の発行)


※ちなにみcreditは「(支払い能力に対する)信用」みたいな意味
money(cash)はその場でtransactionが成立する一方、creditはassetとliabilityを介してから事後的に成立する

creditの特徴
・without credit: 生産を増やすことでしか経済が回らない
・with credit: 貸し借りによって消費を増やすことができる
⇒これがcycleをつくる(2. short term debt cycleへ)

short term debt cycle(5-8 years)
消費が滞る→価格が低下する=Deflation: 続くとRecession(不況)を招く
「不況が続いてる」or「インフレでも問題ない」場合に、
central bankは金利を下げる→消費者が借りやすくなる

※各周期のtopとbottomの経済状況は、前周期のtop-bottomよりも良くなる⇒これが3. long-term debt cycleへ繋がる

long term debt cycle(75-100 years)
shot-termの循環により経済が長期的に活性化→消費が激しくなる
→incomeとpriceが共に際限なく上昇する: bubbleを招く

spendingを減して、debtを解決しようとする→誰かのincomeが減少→・・・(このサイクル): Deleverage(貸金投機の停止)を招く(=バブル崩壊)
※Recesionと違う点として、金利を下げられない(既に下限)

deleverageの対処法
1. cut spending: debtの減少とともにincomeの減少に繋がり、停滞
2. reduce debt: cut spendingと同様+Depression(世界恐慌)へ
3. redistribute wealth: 富裕層への課税→political problemへ
4. print money: central bankが発行→国債を通じてcentral govermentへ→労働対価として国民へ
※print moneyはcreditの減少につながる

なんとなく経済や金融の最低限基礎知識は押さえられました。
あまり株式市場に関する話題がなかったので、そこを補填できそうな動画をさらってみましょう。



Value investing: companyをビジネスやバランスシート等から徹底的に分析。例: S&P 500(株価指数の一つ)で値が著しく低いindex fundに投資。

※index fund: 指数と連動して同様の値動きをする投資信託。
一般にローリスク・ローリターン

stock marketでの運用の基本
✖: 自分にとって魅力的なstockを追う
○: 他人(大勢)にとって魅力的なstockを追う

給与をstock priceと関係づけてから環境は激変
→ 会社はemployee, customer, societyに悪影響を及ぼしてもstock price向上に努めるように
⇒ S&P 500の会社(2007-2016):
利益の 55%=stock buyback,39%=divided, 6%=everything else(wages, develops等)と極端な偏りが存在。

stock marketが発展するにつれて(in US)
従業員に対するCEOの利益は莫大に増加(×22→×271)
・投資で利益を得る人は反比例で減少

個人的にだいぶ知りたいことがしれました。
もう少し経済・金融関連を掘りたい気持ちもありますが、
折角なのでこのまま「投資ってどんなん?」という所の解消をします。


②投資(資産運用)って? ってか怖くね?

わざわざ投資をする意味について
インフレによる、時間が経つだけで所持現金の価値は損なわれる
→インフレ具合以上の利率が安定する金融高座が必要(ない)
→投資の出番

individual stockは一般的に超リスキー
まずはindex fundsが通説(長期で安全な投資)
※fund: 複数の投資家から集めたお金を一つの資金として専門家が運用し、その利益に応じて投資家が利益分配を受ける

index fundのメリット
・非常に簡単
・投資先をindustyに限らず分散できる(S&P 500なら500社以上)
・歴史的に見れば長期でindexを超えるactive fundが存在しない
・S&P 500等が破綻するなら、世界経済が破綻している

投資はいつ始めるべきか
→余裕をもってなるべく早く(例えば次の条件はクリアした上で)
・借金の返済を終えている
・緊急の資金(3-6 month)は用意できている
・近い将来(3-5 year)で使うかもしれない資金には手を付けない

なんとなくイメージが付きました。長期投資を始めたくなってきます。
「若いうちなら、民間保険に入る金を投資に回した方が良くない?」という考えも頭をよぎります。

ただやはり怖いイメージもありますよね。
そこで『投資の負の側面を知る』+『後回しにした経済・金融知識の補強』をするために、少し前に話題になった銀行倒産の話題を確認します。


・What is causing these most recent bank failures?
FDIC(Federal Deposit Insurance Corporation)によって、金融機関が経営破綻する際に預金者に対して一定額の補償が義務。

・Why wasn't the government or the fed able to stop it?
理由は明確でないが、支援が無駄になる可能性が高いため。

・Are more banks likely to follow?
その可能性自体は低い。

・Will these bank failures cause wider economic problems as they have in the past?
経済に対する銀行の重要性が過去よりも薄れているため、Economistは連鎖する危険性を深刻に捉えてない。

……正直ピンときませんでした。
「なるほど~」とも「そりゃそうでしょ」とも思うような当たり障りのない情報しか得られなかったので、同じテーマでもう一本くらい見てみます。



・銀行(口座)とは?
利用者が預金した際に、その10%を保管し残りの90%を投資運用することで利益を得ている。
⇒Techベンチャーが主な顧客だったSVB。経営が不安定で一度に膨大な金額を必要とするTechベンチャーは、預金額の大半を運用し保管していない銀行にとって非常にリスキーだった。

・SVB視点での今回の流れ
1. 金利が低かった時代にSVBは債権を大量購入
2. 政府が金利を上げる(コロナ等の不況でのインフレが原因)
3. スタートアップが資金繰りに苦労して引き出そうとする
4. 顧客の資金繰りに対応するため、SVBが債権を(底で)売却
5. 多額の損失($2 billion)
6. 資金を工面(raising money)しようとする
7. 顧客が不安になり一斉に引き出し始める
⇒倒産

だいぶスッキリ分かりました。
ここまでで経済・金融・株式の基礎知識はざっくり押さえれた気がします。


③税金って?結局どれくらい持ってかれるの?

最後に税金関連の情報を整理します。
これは先二つと違って国ごとにシステムが違うので、
一般的な書籍から学ぶことにします。

-所得税
国税・地方税のうち、50%以上が所得課税(所得税額、住民税、法人税 等)
給与所得税は超累進課税(10~40%の4段階)
課税前に様々な控除(給与所得控除、配偶者控除、医療費控除 等)がある
給与所得控除は実額控除の代わり(税務署の負担減のため、国が把握しきれない 等)

-法人税
交際費損金により助かってる企業の大部分は中小
法人税は業績赤字なら納入義務なし→法人中0.03%程度の資本金100億企業が全体の3割、0.01%で6割負担してる

-消費税
消費税の納税義務者は事業者、仕入れ時の価格に入る税金分を納税時に控除
消費税は逆進性を持つ→軽減税率導入後も逆進性緩和作用はない

-相続税
相続税は受け取った額ではなく、相続遺産全体に対してかかる(全額×受け取り/全体 等)

まずはこの二冊について、
知識を押さえたいだけに人にとってはこのどちらかで十分な気がします。
一冊目は会話形式で読みやすく、二冊目は表多めで実例ベースでしっかりとという形なので、自分に合いそうな方を読んでみてください。

NISAについても、今までの知識整理のおかげでざっくり理解が及びました。
・長い目でみれば市場は上向きなので長期投資は継続+安定で儲かる
・ただし生まれた利益は課税対象で、20%が税金で引かれる
・NISAの枠内で投資すれば、非課税なので利益が丸っと儲けになる
⇒NISA最高!  ということですね。


おわり

さて、ここまでの動画と本で大雑把ですが、
「経済・金融の知識ってなんのこと?」
「株式・資産運用ってなに?」
「税金って実際どんな感じ?」
といった自分の疑問を解消できました。

あとは「実際に投資信託始めるならどうする?」
「インボイスが曖昧にしかわからん」
「最近のフランスのデモやばそうだけどなんで?」
など調べてるうちに興味が出てきたので、近いうちにまた調べます。

ばいちゃ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?