見出し画像

見た動画を要約してみよう<音楽篇>

英語の勉強にもなるし丁度いいか~と思い、Youtubeで面白そうだと思った英語の解説動画を最近稀に再生してます。

が、見終わってから一週間も経つと大体なんにも覚えてないんですよね。時間の無駄か?

というわけでタイトル通り、最近見た『なにかしらの学びがある動画』の「要約+動画内容の羅列」を記録として残したいと思います。
完全に自分用です。

今回のテーマは音楽
「音楽理論とか何にもわからんけど、ちょっと知ってたら面白そうかも」「隙間時間でピアノの練習したら楽しそう」と思ったのをきっかけに、色々と音楽関連の動画を見たので、そのまとめです。(個人的に面白かったところを黒字にします)


1:Learn music theory in half an hour.

ざっくり音楽理論の基本を30分程度にまとめた動画。見終わってから気づいたけど、動画の最終目標は演奏じゃなくて作曲にあった(つまりちょっとチョイスミス)。ただ色々と基礎知識がまとめられてて、しっかり面白い。

・notesについて
オクターブには12音階しかない、A(ラ)~G(ソ)+#+♭
half step(半音)とwhole step(全音)
大抵の曲には7notesのみで構成される
C majorが最も一般(C(ド)から始まる白鍵音階)
major scaleの構成: whole, whole, half, whole, whole, whole, half
(e.g.
C major: Cをスタートとしたwhole, whole, half, whole, whole, whole, half
A# major: A#をスタートとしたwhole, whole, half, whole, whole, whole, half)

・codes
もっとも一般的なcodeはC major(C+E+F)
triad(三和音)とも呼ばれる

・major&minor
major triad=4+3(C+E+F)
minor triad=3+4(C+D#+F)

root notes(最初の一音)により、A majorやB minorのように名称が変わる

・the number system
Cをrootにしたfirst six triads of the major scaleは次のようになる(majorがuppercase, minorがlowecase)
1:major:Ⅰ←CEF
2:minor:ⅱ
3:minor:ⅲ
4:major:Ⅳ
5:major:Ⅴ
6:minor:ⅵ

そのほかspecificなchord進行として、one-five-six-four(Ⅰ-Ⅴ-ⅵ-Ⅳ)
(e.g.
CがrootならそれぞれC-G-Am-F
GがrootならそれぞれG-D-Em-C)

・inversions(転回形)
chord進行でⅠ-ⅤのⅤをオクターブ下で取るといった手法
notesやsclaeが近くなるのでよりnaturalになる(多少雰囲気が異なる+オクターブ下げることでlowest notesが強調される)
triadでrootが最低音にある場合を基本形
第三音(triadの真ん中)が最低音になった場合を第一転回系
第五音(triadの最高音)が最低音になった場合を第二転回形

・melody
chord外の音(特にpassing notes:調和音の間にある不調和の音)を使っても構成可能(chord内の音を使う方が一般的)
major pentatonic scale:forth, seventh degreesをmajor scaleから省いた5notesからなるオクターブ を用いれば大抵(典型的に)綺麗に聞こえる


2:16 levels of Piano composition

我らがwired。piano compositionということで色々と活用的な基本理論を期待してたけど、結構あっさり目の動画内容。「このテクニックを使うと、演奏はこうなる」といった実演が適宜挟まる点が良い。

arpeggio: the notes of a chord played in succession.
polyphony: the combination of two or more lines of independent melody.
extensions: any additional notes beyond the first 3 notes of a chord.
harmonic progression: the order of chords accompanying a melody.


3:How I'd Learn Music Theory

「もし一から音楽理論を学び直すなら何から始めるか」というテーマの動画。音楽理論の紹介というよりは、「それ(音楽理論)を理解した上でどう活用するか」に意識がある動画なため、知識としても方法論としても『なんとなく知りたい』な自分には違った。

・最初に楽曲の分析
普通の講義でも似たようなことをする(※講義の目的に合わせて楽曲が設定されているため、学習にはいいが不自然な学び方)
→好きな曲を分析(※目的は知らないコンセプトを知ること、最初はうまくいかないが気にしない)

・次に書き起こし
書き起こしができる=分析も出来てる
+α:オーケストラリスニング(音楽の個々の要素をそれぞれ分解して理解)も養える

・最後に音楽雑誌(専門誌?)から知識を吸収
・他人に音楽理論を教える
・ひたすら様々な音楽を楽しむ


4:Musician Explains One Concept in 5 Levels of Difficulty ft. Jacob Collier & Herbie Hancock

我らがwired(2回目)。音楽理論というコンセプトを子供からプロまで5段階に分けて分かりやすく紹介するという企画で、純粋に説明方法が勉強になる(具体から抽象への切り替えが顕著で面白い)。

music theoryと harmonyについて

・level1(7 old)
more notes are more exciting= that's the harmony

・level2(teen)
author's job as a harmonizer is to find a narrative and make it make sense.

・level3(collage)
harmony is a kind of language(more you can say right you understand it)
harmony gives us even more tools to tell the stories (energy, and color)

・level4(pro pianists)
the amazing part of it is that it exists in nature.
about reharmonization, the problem when we add more notes: how home do I want to go here? (simple solution: inversion)←1本目の動画で出てきた
finding: every single melody note works with every single base note

・level5(Herbie Hancock)
how do you (Herbie Hancock) decide and have the courage to make a choice?
→ it comes from life experience (sometimes completely surprise).
music is not different from life.


5:5 Concepts Piano Beginners Must Understand To Learn Fast

タイトル通り、「ピアノ初心者はこれをしとけ(忘れるな)」的な動画。短く要点が纏まってて分かりやすいので、純粋にピアノ始めた人にはお勧めかも(個人的には↑までと既存知識で大体押さえれてたので復習だった。がそれでも良い復習になったと思う)。

1: chords are everything.
chords are sort of learning how to build simple structures which you can use later to build more complicated ones.
Just start with majors 1-4-5-1 progression.←1本目の動画にも出てるあたりほんとに一般的っぽい

2: practice with the correct notes all the time
AAR (absolute accuracy rule)に従って練習を→ don't do gambling
must play the right notes allowing to throw a rhythm and the sense of pulse out a window. (think deeply and OK to pause a little)

3: metronome
prioritize a good sense of a beat and pulse

4: sight reading (more)
read score every day. it's related to no.1 meaning you can pull them out immediately when you come across chords in a picture.
Synthesia(上から音ゲーみたいにノーツが降ってくるやつ) is a good way, but it makes limits to improve.

5: learn how to set high goals but also have fun with the piano
it's easy to burn out when you learn complicated pieces.
and the opposite is the same, you'll give up playing the piano because it's not much of a stimulating exercise.


6:7 Techniques Piano Beginners Don't Spend Enough Time On

さっきの動画が良かったので同じ投稿者の似たコンセプトの動画をチョイス(この人こんな感じの動画いっぱいあった)。「初心者これ忘れがちだけど無視するな」という趣旨で、上の動画と被りつつも基本に忠実という点で良い動画。

練習しまくるけどテクニックに意識が向いてないから上限がある人が多い
次の7つは最初からしっかり意識しておきたい

1: pedaling
2: chords
3: arpeggios just repeating notes
4: practicing with a metronome
5: octaves
6: major/minor scale
7: chromatic scales C chromatic=Cスタートの12鍵盤


7:Japan's favourite chord progression and why it works

日本の主流音楽に含まれがちなコード進行に関する解説動画。もちろん「日本でしか使われないコード進行」なんてわけではないが、「え、この曲も?え、あれもなの?」というテンポで、いろんな曲の共通点がどんどん
明らかになっていくので面白かった。

日本の音楽 (anime, j-pop, game )でめちゃくちゃ使われてるchord
= loyal chord progression: IV, V, iii, vi
western musicでは I, V, vi, IVが主流

・なぜ、loyal chord progressionが日本でそんなにpopularなのか?
→メロドラマティックな雰囲気を与える(日本では王道進行と呼ばれてる)

・IV, V, iii, viそれぞれの役割について
IVがsubdominantとして機能する→不安定で次の音へ行かせる作用
Vがdominantとして機能→最もtensionが強くキャッチー
iiiがtonic function→不安定でother tonic chordへ行かせる作用
viがsort of wistful way→not fully satisfied(完結させず、続きを聴かせる)


8:What's the difference between 3/4 and 6/8 time?

「3/4小節と6/8小節の違いは?」という疑問への単純明快な動画。「倍取したら一緒ですよね?ね?違うんですか?」と思っていたところで見つけたピンポイント動画で、かつ内容もスッキリ分かりやすくて面白かった。確かにこの動画見た後だと結構違うことが分かる(2/4小節って4/4小節のbpm遅い版ですよね?という疑問はいまだに晴れない)。

3/4=forth notesが一小節で3つ
6/8=eighth notesが一小節で6つ

3/4(simple triple time)=小節内に四分音符が3つ=(八分音符×2)×3
→ワルツっぽい
compound time=小節内に付点四分音符×2=(八分音符×3)×2
6/8=compound duo time→swings like a pendulum(振り子)

West side storyの"america"では6/8, 3/4, 6/8をぐるぐる回る
=早い→遅い→早い… がぐるぐる回る印象を生む
6/8をゆっくり目で取ると、実際の一小節で二小節分を脳内処理するから3/4っぽくなる(vice a versa)

・3/4と6/8の見分け方(個人的にやってみると十中八九当たる)
ワルツっぽい=3/4
1.5(付点四分音符)×2っぽい=6/8

・そのほかにも…
12/8=compound quadruple time=1.5×4
faster 12/8=shuffled 4/4
slow 12/8=faster 6/8


9:How to Read Music Notes on Both Clefs at the Same Time

「左右別々で練習→両手で合わせて練習」or「最初から両手で練習」のどっちがいいんだろう?という疑問を持った時に探した動画。結局「最初は無理せず、悩む余地がないくらい上手くなってから難しいことを気にしよう」というお話

1: spend ample time mastering
いきなり両方同時に読もうとするな、片方ずつ読むのはそんなに難しくないが同時に読もうとして詰まるのは当然

2: read notes from the bottom to the top
途中で最初に読んだのが分からなくなるから下から処理

3: read notes in columns
same columnのnotesは当然同時に演奏されることが想定されてるから練習から従え

4: start with easier pieces and go slow
進歩以上にフラストレーションがたまる

5: use intervals
pitch間の距離をintervalから読み取れば早い


10:The Difference Between 2/4 and 4/4 Time Signatures - Music Theory

「で、結局2/4小節と4/4小節の明確な違いってなんなの?」を解消するために見た動画。実例を交えて基本部分をざっくりと関単に抑えれたので非常に満足。3/4 vs 6/8と違って、こっちは一発で聴き分けるの結構難しいかも。

2/4でリズムを取った場合は当然、一小節に4分音符が2つ
4/4の場合は一小節に四分音符が4つ
→両方とも同様の旋律を表現することができる

違いはaccentuation
2/4=一小節にstrong×1+weak×1
4/4=一小節にstrong, weak, half-stress, weak (厳密には強さ順に1>3>2>4)


11:Music Theory in 16 Minutes

ピアノを使って基本的な音楽理論をさっくりと解説していく動画。解説が明るくサッパリとしてるので、サクサクと聞きとおせるいい動画。so far so good!って言われる度に「確かにイケるな」という気になる。

・音階が上がることによって周波数(Hz)が倍に、下がると半分になる

・scale=pattern
major=WWhWWWh, TTsTTTs(W=whole, h=halfでUS読み)
minor=WhWWhWW, TsTTsTT(T=tone, s=semi-toneでUK読み)

key signature:scale内で#や♭を用いる音(F#=key signature of G major)
→ A minor とC majorのkey signatureは一緒

・circle of the fifth(五度圏)

引用元:五度圏(サークル・オブ・フィフス)/音楽理論講座 : ”https://sleepfreaks-dtm.com/music-theory-beginner/circle-of-fifths/”

意味:root音別のmajor chord進行12個を閉じた環で表にしたもの
右隣に一つズレるたびに5度(half*7)高くなる→circle of the 5th
外環のmajorと内環のminorは、key signatureが対応している
→どの音に#や♭が付くか一致している



以上11本。
箇条書きで内容をざっと羅列した形ですが、これだけでも理解度が上がった気がします(なにより復習しやすい、嬉しい)。

一度も勉強したことのない音楽理論に関する話メインで色々見ていったため、慣れない話の構成や専門用語がけっこう出てきて苦労しましたが、だいぶ満足できる学びを得た気がします。

今後も続けて習慣化できたらと思いつつ、このままだと自分用すぎるのでもう少し内容と構成を考えて人にも読んでもらえる形にしたいですね。

とりあえずまた一月程度、色々と勉強したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?