就職１社目④〜他人に合わせるの疲れたぁ…あれよあれよと荒れていく私〜

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女性社員の同調圧力

入社して２年目に入った頃…

女性社員の間でいつの間にか暗黙の了解で
１年に何度か出費するイベントが増えました。

『みんなでお金を出し合い誕生日ケーキを準備する』というもの。

たしかに誕生日はとても喜ばしいものです。
しかし、これは本当に必要なことなのか？と疑問が増えました。

『先輩達は、会社に何しに来ているのだろう…？』

日頃は、一定の距離感を持って接している間柄ですが
こういう時だけ『仲良しな仲間達』と全面的にアピールするのです。

一番下っ端の私は、『出したい人だけ出せばいいのに…』と思いつつ
断ることも出来ず言われるがまま、毎回お金を渡します。
強制参加の何ものでもありませんでした。

私は嫌われたくなかったのでしょう。
いじめの標的にもなりたくなかったのでしょう。
同調圧力に流されて、合わせていたのだと思います。

すると、私が誕生日の時『祝われる側』になるのです。
たしかに気持ちはありがたいです。

しかし、当日仕事が忙しく
「ちょっと来て！」と呼ばれても
「すみません、行けません！」と断ってしまいました。

バースデーソングを歌われ…ケーキのろうそくの火を吹き消す…
そのために席を外すことは、仕事が止まってその後の業務に支障をきたす。
私にとって、このイベントが苦痛になっていたのです。

先輩達には申し訳なかったですが
『仕事に来ている』と主張するクソ真面目な私にとっては
その時間すら無駄であると感じていたのでした。

同調圧力に歯向かう行動であったと今でも思います。

その後、『空気が読めないヤツ』という雰囲気の中
仕事をしていたのは言うまでもありません。

しかし、私はそれで良かったと思いました。

無理に付き合い
無駄な時間を過ごし
無駄にお金を使わなくて良くなったので…。

２年目になり部署異動をする

入社して初めて部署の移動です。
これまでの１年間いた部署では、お堅い雰囲気で息が詰まっていました。

『さて、次はどこに行くのだろう…？』

異動になった部署は、製造部門の事務でした。

工場内で作業をされている方々とのコミュニケーションが
重要視されている部署…とても難しく感じて荒れることとなります。

毎日のように荒れた口調が飛び交い
その会話を聞くたびにメンタルがおかしくなっていきます。

とにかく口が悪い…。

その中で日々の業務をこなしていると
いつの間にかどうでもよくなっていく自分がいました。

業務をなんとかこなそうとするものの
集中出来ない…眠たい…楽しくない。
こんなことばかり思っていました。

今までなら、机の上の書類等をきれいに整理して帰るのが
私の中では普通の行動だったのです。

しかし、机に置いている書類・筆記用具など
そのままの状態で帰るようになっていたのです。
これは無意識でした。

翌朝、同じ部署の先輩に呆れて言われました。
「あんたさぁ、片付けもせんで帰るのってどうなんよ…？」

ハッと我に返りました。
『そう言えば…片付けた記憶がない…』

「すみませんでした。」と謝りましたが
どうしても仕事に身が入らなくなっていく自分に
苛立ちを感じるようになっていくのでした。

タバコの量が増える

今は、分煙か全面禁煙になっているところが多いですよね。

当時、職場内の環境は
それぞれが自分の席でタバコを吸えていた時代。

そんな環境で仕事をこなしていると、私は染まりやすかったようです。
イライラしていると席を外し、休憩所でタバコを吸うようになっていました。

集中力が続かない…
イライラしやすくなっている…

何もかもが嫌になってきた私は
日に日にタバコの本数が増えていくのです。

ここでも部署の飲み会が年に何回もありました。

その飲み会の席でも、お酌はそっちのけで
ビールや焼酎などお酒を飲み続けてはタバコを吸い
周りの雰囲気など、もうどうでもよくなっていました。

『めんどくさい。早く終わればいい』
仕事でも、飲みの席でも、その態度は変わりませんでした。

同じ部署の誰が見ても「りくゆとは扱いづらい」という
印象が根付くこととなっていくのでした。

この私の態度は、上司の目にも印象悪く伝わっていたと思います。

人とのコミュニケーションをめんどくさがっていた私は
この部署を１年で異動となりました。

当然ですよね。
こんなに荒れている私を
誰が良い評価をするでしょうか…。

クソ真面目な私はどこへ行ったのでしょうか…？
私自身なやみ、苦しみ、深く考えるようになっていました。

その後、異動になったところでは、やりがいを見つけますが
身体の異変に苦しむ事になっていくのです。

…就職１社目⑤〜環境の変化？体調がおかしいぞ〜へ続きます。