氷点下でも魚が凍らない理由~不凍タンパク質~
私たちが目にする魚は極寒の海で泳いでいても凍ることはありません。当然のことのようですが、よく考えてみれば不思議です。
これは魚が特別なタンパク質を持っており、それが血液の凍結を防いでくれるため元気に泳ぎ回ることができようです。
今回は、そんな特殊なタンパク質(不凍タンパク質)と氷の結晶成長の関係について紹介します。
どうして極寒の海でも魚は凍らないのか?水は0℃で凍るといいますが、海水は-1.8℃で凍り始めます。塩分濃度によっても変わるため実際はもっと低い温度にならない