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大腸癌の術前検査

旦那の通院日。
朝から造影剤を入れてCTを撮り、消化器内科へ。
と、その前に売店へ飲み物を買いに行ったら、白衣を着た男性がコーヒーを買っていた。なぜか旦那はその男性に会釈。相手も会釈をしてたので、どこかでお世話になった医師かなぁと思った。(旦那はここ3ヶ月程で色んな課を回ってるので)

飲み物を買い、内科の受付を済ませて消化器内科の待合で順番待ちをした。
名前を呼ばれ診察室へ。医師は旦那の顔を見るなり「あっ、売店にいた人!」と言った。旦那も「あっ、コーヒー買ってた人!そのコーヒー見て繋がった‼︎」と机に置かれたコーヒーを指差し、3人で大笑いをした。とても診察中とは思えない和やかな雰囲気だった。
そう言えば先日の検査でこの医師に呼ばれ、癌の可能性がと言われたんだった。私は担当医の顔をすっかり忘れてた。

和んだ雰囲気で診察は始まったが、先日腸の検査で見つかった大きなポリープの細胞診検査の結果を医師から伝えられた。やはり悪性。ステージは2から3という事だった。

ステージ2だと癌が大腸の壁(固有筋層)外まで浸潤している。3だとリンパ節転移がある。との事だか、手術をしてみないと分からないと言われた。
ステージ4だと手術が出来ないから抗がん剤治療になるけど、ステージ4ではないから手術できますとの事だった。
初期の癌だと思っていたので、ステージ2か3と言うのは少しショックだったけど、手術ができると言われ安心をした。
手術が必要となったので、消化器内科から外科へ診療科が変わった。

消化器内科で院内紹介状を書いてもらい、外科へ移動するようにと言われた。同じ病院内で紹介状って必要なんだなぁと思いつつ外科の受付に行く。

外科での診察

病院内はカルテを共有してるので、情報共有はしっかりしている。パソコンを見ながらどういう治療をしていた、何の薬を飲んでいたかなど、こちらが伝えなくてもカルテを見て判断してくれるのでとても安心。

外科の医師がカルテを見ながら「手術はどちらでされますか?」と聞いてきた。カルテには大阪へ引越す事も書かれていたので、引越し先の病院で手術をするのか、こちらの病院で手術をするのかを聞いてきた。自営業の私達は自分達の都合で引越しできるが、転勤などの人だとそうはいかないんだろう。医師もそういう事を考えて聞いてくれたのだと思う。
「引越しは自分達のタイミングで出来るので、こちらの病院でお願いしたい。しかし、抗がん剤治療が有るようでしたら、大阪の病院に転院させてほしい」と伝えると、「上司と相談してきますので一旦待合でお待ちください」と言われ待合へ移動。
暫くして呼ばれ「こちらで手術で化学療法や経過観察は大阪の病院でも大丈夫です」と言われた。

この病院で手術をする事が決まり、手術に向けての検査がその日のうちに始まった。
先ずは血液検査と検尿。愛煙家の旦那の肺機能が手術に耐えれるか肺機能検査。レントゲン。
検査を終え外科へ戻り、検査結果を見ながら医師と話す。

30年以上喫煙している旦那の肺機能はボロボロかと思いきや、基準値クリア!
レントゲン、今朝のCTの結果を見て医師から他の臓器に転移はないと言われた。しかし、リンパの方は腫れがある感じの箇所があるので、これは手術をしてみないと分からないと言われた。
そして、血液検査と検尿の結果は…
何と前回の糖尿病で入院した時に400あった血糖値が正常値になっていた!ヘモグロビンも正常値との事。
腸の検査のために糖尿病の薬を休んでいたのに、正常値とは!
かなり食事を気をつけて、運動を毎日してたからかなぁ。

取り敢えず、手術に耐えれる状態という事が分かったので、翌週に手術をする事になった。

今日した検査以外に、手術までに胃の検査した事ないので胃カメラと腸の状態がもっと詳細にわかるように肛門から腸へ造影剤を入れて撮影をして、最終確認。
来週の月曜日に入院。水曜日に手術となった。

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