見出し画像

“今を見つめることの大切さ”

メモを整理していたら、大学院在学時に書いた文章が出てきました。何かの役に立つと思ったので、シェアします。

【Keyword】キラーストレス/ストレスマネジメント/マインドワンダリング/コーディング/マインドフルネス

※大学院で学部生向けの心理学の先生の授業(学校心理学)を受けた時の内容です。

.

ストレスの解消って人それぞれあるけれど、生物学的・科学的な視点での解消があることを知り、とても興味深かったので書きたいと思います。

今日の学校心理学の講義でストレスについて学びました。
NHKスペシャルのビデオ(ストレス第2回)を視聴しました。

※内容が載っていたので興味がある方は内容2に詳細があるのでご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/special/stress/

ビデオでは、ストレスが脳を破壊するメカニズム(キラーストレス)とその科学的な対処法について視聴しました。

動物は天敵に襲われるような危険な状態になった時に、アドレナリンを体内に放出して、心拍数を上げていつでも逃げれるように仕組みになっています。
人間もずっと昔は狩るか狩られるかで生きていましたが、現代社会では天敵となるものがいないにも関わらず、満員電車、課題やテスト、仕事、家庭など様々知らず知らずのうちにストレスがかかり、慢性的なストレスになっているそうです。

コーディングでは、自分のストレスの状況を客観的に観察・認知し、その対処を自分で行うストレスマネジメントです。
自分の好きなこと、落ち着くこと、気晴らしなどをリストアップしてストレスごとにリストから有効な方法を実践することでストレスを軽減させることが出来るという方法でした。
googleでも取り入れられているそうで、広島大学ではストレス度合いとその対処の楽しさ、嬉しさを数値的に評価することでより効果を高める研究が行われているそうです。

実は私たちのストレスの約半分がマインドワンダリングが関係しているようです。
マインドワンダリングとは、過去の記憶を思い出したり、未来を想像したりして、今の状態とは違うことを考えてることです。過去のトラウマや未来の不安がストレスへの変わっているということでした。

実際に日々の日常生活を振り返ってみると、次やることまたその次やることを常に意識しながら過ごしており、あーしたらどうだろうか、こーしたらどうなるだろうかと未来のことを考え、時にはやっぱりこうだったなとかこうすれば良かったなと過去のことを考えていることが多いように感じました。
もちろんそのことを考えることは悪いことではないのですが、マインドワンダリングを意識的に行わない時間を作ることが大切だと思いました。

マインドワンダリングを解消するために今の自分を見つめ直すマインドフルネス・ストレス解消法では、10分間目を閉じで呼吸に集中し、日々の雑念を遮ることでストレスを軽減させる方法です。

仏教徒の坐禅や瞑想にとても類似しており、寝る前や朝起きた時など1日の中でリセットする時間も大切なんだなと思いました。
そして、無意識に感じているストレスを認識するということがまず初めの対処になると思いました。

ストレスの対処はランニングのような運動やピアノを弾いたりなど時間がないと難しいのかなと考えていましたが、自分に合ったストレスマネジメントを行うことがより心も身体も健康に過ごすためには大切なんだということを学びました。

そして、ストレスを感じた時受け止め、その都度対処する必要性を学びました。

#キラーストレス #ストレスマネジメント #マインドワンダリング #コーディング #マインドフルネス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?