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セデックバレ/ウェイ・ダーション

第一部 太陽の旗 2011年・143分/台湾
第二部 虹の橋  2011年・131分/台湾
ウェイ・ダーション監督



ほぼ毎日映画を観るので、好きなことを書き綴る健忘録です。
良かった、オススメの作品のみ書いていきます。 


知ったキッカケ

UberEatsで地蔵(お地蔵さんのように、定位置でじっと待機)した時に台湾出身の方に教えてもらった、台湾を代表する有名な映画監督の作品。


1930年(昭和5年)10月27日に大日本帝国外地台湾・台中州能高郡霧社(現在の南投県仁愛郷)で起こった、台湾原住民による日本統治時代後期における最大規模の抗日蜂起事件。
Wikipediaより引用


要約

日清戦争に勝利した日本は、下関条約で台湾を日本の統治下に置きます。
(1895年〜1945年に敗戦し中国に返還するまで、台湾は日本の統治下にありました。)
深い森に住んでいる幾つかの部族を支配下に置き、セデック族が抗争〜どう終わるのかまで描かれてます。


感想

私は「台湾は親日」と言うイメージで、過去に何があったのか知りませんでした。
20歳のとき一人で台湾に行った時、日本語で話しかけてくれた、おじいさんがいましたが、映画を見て「そう言うことか」とわかりました。
狩猟民族のような暮らしをしていた部族に、支配と言う形ではあるが、日本は文明をもたらした。それを受け入れる部族の人間もいて、意見が割れる。

歴史モノを見ていつも思うことは同じで、人間ってなんて虚しい生き物なんだろうと言うこと。

私も無意識に同じようなことをしてしまっているのでは、と。
全ての人間と分かり合えないとは思う。力で抑圧や排除や貶すことは簡単。ツイッターでもタップひとつでブロックしちゃえば終わり?(ここでは、不当に貶められる場合を除く)
相手とどう共存していくかの方が難しくて豊かなことではないのかな、とも思います。理想論ですが。


レビュー

史実に基づいた話ですが、壮大なスケールと細かい演出や時代考証、全てがすばらしい、と言う言葉に尽きます。
二部作、どちらも2時間越えと長尺ですが、観ていくに連れてどんどんハマっていきます。

日本人の兵隊役に、テレビでも見たことのある俳優が出ています。
そして、劇団の若かりし頃の先輩が小隊長役で映ってました。やっぱり格好良いなぁ。


意図して誰か、どちらかを悪者のように映していない、プロパガンダ的作品ではないと思います。日本人将官は見下したり差別的な態度をとりますが、私自身が見ていて嫌になることはありませんでした。

部族の生きた証のような、生命力と強さと誇りあふれる作品です。同じ人間なのに生活環境や信念でここまで人間は違うのかと、どちらが良いとか二元論ではなく、自分はどうなのかと言う気づかされました。レビューを見ていて分かり易かったのが、もののけ姫の猪動物目線の話。森林伐採など追いやる人間と先祖からの土地を大切にする誇りをかけた戦いが似ています。


似てる作品

もののけ姫/宮崎駿

宮崎駿のジブリ作品にも強いメッセージ性があります。


ブログでは、作品の概要やオススメをまとめています。

https://errnzabesu.com/category/reviewmovieri/

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